更新日: 2018.02.17 07:20
マメロウに聞くSGT。「すごく面白いレース」
今季、スーパーGT300クラスは多くの強豪チームが集い、4月4日〜5日の第1戦からハイレベルな戦いが展開されたが、そんな中で4位フィニッシュを獲得したのが、Audi Team Racing TechのRacing Tech Audi R8。細川慎弥とともにスーパーGTに参戦を開始したクリスチャン・マメロウにとっては、いきなり表彰台目前でのフィニッシュとなった。
マメロウはアウディファクトリードライバーとして、ニュルブルクリンクやブランパン耐久シリーズ等で活躍。スーパーGTでも難なくルーキーテストをパスし、緒戦から入賞を飾る活躍をみせた。マメロウは岡山の後、ヨーロッパに戻りブランパン耐久シリーズ第1戦モンツァに参戦したが、そこでスーパーGTの参戦への経緯と、開幕戦の感想を聞いた。
──スーパーGTにはどういう経緯で参戦することになったのですか?
クリスチャン・マメロウ(以下CM):アウディスポーツから、日本でアウディR8 LMSウルトラを使う新チーム設立があると言うことを聞かされて、「そのサポートドライバーとして参戦することに興味はあるか?」と聞かれたんだ。ふたつ返事で了承したんだ。
──日本での経験はまだ岡山でのスーパーGT公式テストと開幕戦だけですが、スーパーGTの印象は?
CM:GT500とGT300の混走はすごく面白いと思うよ。GT500はDTMと2017年にはレギュレーションが共通化されるから、本格的に日独の交流が盛んになると思うし、GT300はヨーロッパにはいないJAF-GT300マシンが参戦していて、バラエティ豊かでコンペティティブなレースだと思う。