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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.10.08 00:00
更新日: 2018.02.17 03:25

ランボルギーニ、来季『ウラカンGT3』を導入へ


 アウトモビリ・ランボルギーニは6日、2015年にFIA-GT3カテゴリー向けに『ランボルギーニ・ウラカンGT3』を実戦デビューさせ、2016年に北米、アジア向けのマーケットに投入すると明らかにし、バレルンガで最初の実走テストを行ったと発表した。

 ブランパンGT3シリーズやスーパーGT300クラス等、世界中のモータースポーツシーンで活用されている市販レーシングカーのFIA-GT3規格は、コストキャップが定められ多くのユーザーを抱えており、自動車メーカー、もしくはメーカーから委託を受けたチューナーにより多くのGT3カーが販売されている。

 ランボルギーニでは、ガイヤルドをベースとしたマシンがドイツのライター・エンジニアリングやイタリアのスカドラ・コルセを通じてリリースされており、スーパーGTでもガイヤルドGT3 FL2がJLOCから参戦している。しかしガイヤルドはすでに生産が終了しており、後継機であるウラカンをベースとして、すでにワンメイクレース用のウラカンLP620-2・スーパートロフェオが発表されていた。

 このウラカンGT3は、ランボルギーニが完全に自社で製作することになる初のGT3カーであり、ウラカンLP620-2・スーパートロフェオ同様に、レーシングカーコンストラクターであるダラーラ・アウトモビリが協力して製作される。