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F1ニュース

投稿日: 2015.09.23 00:00
更新日: 2018.02.17 10:32

リカルド&クビアト、“忍者の秘策”で鈴鹿に挑む


 今週末のF1日本グランプリに挑むレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドとダニール・クビアトが23日、鈴鹿サーキットがある三重県のアンテナショップ「三重テラス」(東京都中央区日本橋)を訪れ、日本の“ヒーロー”から熱烈な歓迎を受けた。

 この日、リカルドとクビアトを出迎えたのは、忍者の里がある三重県を代表する、今日本で子どもたちに大人気の忍者スーパー戦隊「手裏剣戦隊ニンニンジャー」だ。
 初めに三重県の石垣英一副知事から歓迎を受けたふたりは、突然目の前に現れた5人の華麗でユニークな動きに最初は驚きの表情を浮かべていたが、カラフルなスーツをまとったニンニンジャーが忍者の戦隊ヒーローだと分かると、ふたりも見よう見まねで忍者のポーズを自慢げに披露した。

「子どもの頃にテレビで戦隊ものを見ていたから、とてもクールだ!」とリカルドが語れば、クビアトも「初めてだったから、とてもうれしいね」と、ニンニンジャーの熱い歓迎とパフォーマンスに満足の表情。

 ふたりは、ニンニンジャーにちなんで手裏剣をプレゼントされると、笑顔でこれを受け取ったリカルドが「これでメルセデスを……」と、今季圧倒的な速さを誇るシルバーアロー攻略の武器にすると言わんばかりに満面の笑みを浮かべた。

 今週末の戦いの舞台となる鈴鹿は、ルノーのパワーユニットを搭載するレッドブルにとって決して楽な戦いではない。ふたりはそれも認めており、「現実的にはトップ5ってとこかな。長いストレートではタイムをロスするだろうからね」と口を揃える。しかし、先週末のシンガポールでも見せた抜群のシャシー性能には自信を持っており、「コーナーでは戦えると思う」とコメント。さらに、懸念される週末の天候次第では「興味深い結果になりそうだ」と、2戦連続の表彰台にも自信をのぞかせた。

 続けてふたりは、三重県伊勢市の名物和菓子「赤福」も試食。慣れない箸さばきで少しずつ口に含んだリカルドは「甘いと思っていなかった」、「食感も良いね。初めての経験ができて良かったよ」と笑顔を見せたが、一方のクビアトはお餅と勘違いしたのか「日本の食べ物は他にも食べたことあるけど、(これも)食べたことあるんじゃないかな」と、何度も口にいれていた。

 最後にふたりは、石垣副知事から日本グランプリでの健闘を願い、三重県伊賀の地酒「半蔵」をプレゼントされると、さっそくシャンパンファイトのパフォーマンスも披露。鈴鹿での表彰台に意欲を見せていた。


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