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国内レース他ニュース

投稿日: 2015.09.03 00:00
更新日: 2018.02.17 10:04

ル・ボーセ里見、FIA-F4鈴鹿は好感触で終える


Le Beausset Motorsports

FIA-F4
http://www.lebeausset-motorsports.com

ドライバーズサーキットで、順位を上げてきた第8戦
得られた好感触を、今後のレースに生かす。

FIA-F4
第7戦&第8戦
8月29日(土)〜30日(日)
鈴鹿サーキット 5.807km

 ル・ボーセモータースポーツが今年から新たに挑む、FIA-F4選手権の第4大会が鈴鹿サーキット(三重県)で、8月29日(土)〜30日(日)に開催された。里見乃亜にとって、このサーキットでのレース経験は昨年のF1日本GPのサポートレース、スーパーFJドリームカップの1回のみで、ライバルの多くがホームコースとすることから、大きな課題を科せられた大会ともなった。

予選
8月29日(土)
天候/曇り
コース状況/ドライ

 FIA-F4で鈴鹿サーキットを走るのは初めてであるため、木曜日から行われた専有走行では、可能な限り周回を重ね、まずは習熟に充てることとなった。そして、金曜日に30分間ずつ3セッション行われた専有走行では、それぞれにテーマを課すことに。セッション1でニュータイヤを投入し、予選シミュレーションを行った結果、まだまだタイムアップの余地は残されていたため、セッション2ではよりコースを攻めて走るようチームは指示。その結果、コースアウトしてしまう一幕はあったものの、すぐに復帰。さらに走行を重ねてく。つづくセッション3においてはスタート練習を2度行なった後、再び習熟のための走行を行い、終盤に仕上げとしてニュータイヤを再投入。その結果、前大会よりも良い状態で予選に挑めるようになり、何よりトップとの差が走るたび詰まっていたことが最大の収穫となっていた。

 そして土曜日に行われた予選は、例年ならば残暑がまだ厳しいはずが、予想よりも低めの温度で曇り空の下で行われることとなった。今回の予選はGTの路面とタイヤに厳しい高速サーキットという事で、予選開始から少し時間を空けてコースイン。まずはアウトラップともう1周をウォームアップに充てた後、いよいよアタックを開始。周回数を重ねるごとにタイムを縮めていき、アタック開始から3周目にはこの週末の自己ベストとなる、2分9秒857をマーク。その後いったんクールダウンし、ポジショニングをしっかり行なった後、再度アタックを試みる。そして、ベストタイムとなる2分9秒577を記録してさらに短縮を果たした後、再びアタックを行ってセカンドベストタイムとなる2分9秒814をマークする。その後もアタックを続けるが、タイムアップは叶わかったものの、チェッカーまで走行を重ねて最終チェックを行った。