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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.11.01 00:00
更新日: 2018.02.17 03:54

一貴「1日目としては全体的に良かった」


トヨタモータースポーツニュース

WEC第6戦上海6時間公式練習初日
雨の上海でトヨタ・レーシングが幸先の良いスタート
2014年10月31日(金)

 10月31日(金)から11月2日(日)にかけて、中国の上海国際サーキットで、FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦上海6時間レースが開催されています。31日(金)は2度にわたる公式練習が行われ、選手権争いでシリーズをリードするトヨタ・レーシングは、雨に煙る中行われた上海6時間レースの練習走行でトップタイムを記録し、幸先の良いスタートを切りました。

 ドライバーズ選手権を26点差でリードするアンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミの駆るTS040 HYBRID 8号車が、雨脚の強くなる前に公式練習走行2回目でトップタイムを記録しました。

 アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、中嶋一貴の乗る7号車がこれに僅差で続き、3週間前の富士6時間レースでの1、2位を彷彿とさせました。

 これまでに5レースが消化された今シーズン、トヨタ・レーシングは4輪駆動1000馬力のTS040 HYBRIDで3勝を挙げ、マニュファクチャラーズ選手権でも2位に8点差でトップを堅持しています。

 上海の1日目は雨で開けました。トヨタ・レーシングの2台は最初ウエットタイヤで、次に溝のないハイブリッド・インターミディエイトタイヤを履き、最後はスリックタイヤに履き替えての走行でした。コース・コンディションが変化する中、チームはそれぞれのタイヤを試すことが出来、同時にタイムの向上にも繋がりました。