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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.08.10 00:00
更新日: 2018.02.17 02:06

二度の雨をウイダーが制す! ホンダNSXが今季初勝利


 スーパーGT第5戦は10日、66周の決勝レースが行われ、二度の強い雨によるセーフティカー導入のレースとなったが、序盤にリードを奪ったウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GTが優勝。ホンダNSXコンセプト-GTが初優勝を飾った。

 台風11号の影響で、スタート前のウォームアップ走行が延長される中で迎えたスーパーGT第5戦富士の決勝。ただ、ウォームアップ時からかなり雲の流れが早く、時折かなり強い雨が降り注ぐコンディション。ウォームアップも途中雨が強くなり、赤旗のまま終了となっていた。

 迎えたスタート時、雨はかなり止んでいたものの、セーフティカー先導でのスタートに。2周の先導の後、ポールポジションのKEIHIN NSX CONCEPT-GTを先頭に66周のレースの火ぶたが切られた。KEIHINはうまくスタートを決め飛び出すも、序盤濡れた路面下でミシュラン装着の2台のマシンが素晴らしいペースを披露する。

 まず先頭のKEIHINに襲いかかったのは、ロニー・クインタレッリがドライブするMOTUL AUTECH GT-R。6周目にトップを奪うが、それを4台のホンダNSXコンセプト-GT勢が追走。その中で唯一ミシュランを履くウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GTを駆る山本尚貴が、ファステストラップを叩き出し9周目にMOTULをパス! NSXコンセプト-GTの今季初勝利を目指し、先頭に躍り出た。