全日本F3第1/2戦 予選上位ドライバーコメント

●2015全日本F3選手権 第1/2戦 予選上位ドライバーコメント

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■第1戦予選：PP　第2戦予選：PP
ニック・キャシディ
（PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No37/PETRONAS TOM'S F314/TOYOTA TOM'S TAZ31）
「僕の、日本での初めての予選結果が2回ともポールポジションというのはとてもハッピーですね。2回目はタイムを縮めることができたけれど、どちらのラップの方が良かったかと言われると、1回目の方でしたね。クルマのバランスは良かったし、セットは変えずに自分の頭の中で走り方を変えていったものの、思ったほどは良くなりませんでした。それでも2番手とのタイム差もつけられたし、決勝に向けてもいい位置が獲れたと思っています。このまま優勝できるように頑張ります」

■第1戦予選：2位　第2戦予選：2位
山下 健太
（PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No36/PETRONAS TOM'S F312/TOYOTA TOM'S TAZ31）
「予選1回目ではミスをしてしまってコンマ1秒差だったので、もしかしたらトップを獲れていたかもしれないと思うと悔しいです。スーパーフォーミュラのゴムが乗った後だと、だいたいニックと同じぐらいで走れることがテストでも分かっていたので、予選2回目になってゴムがはがれた時には差がつくかなと思っていましたが、思った以上につけられてしまいました。ただ、どちらもポジション的には2番手ですし、レースではスタートを決めてトップに立ちたいですね。失敗したら、それはその時考えます」

■第1戦予選：3位　第2戦予選：3位
高星 明誠
（B-MAX Racing Team with NDDP/Car.No23/B-MAX NDDP F3/TOYOTA TOM'S TAZ31）
「自分の走りとしては悪くないのですが、木曜の走行からあまりバランスが良くなく、そこで詰められなかった差が予選でもそのまま出たなという印象です。後ろとのタイム差も離れている分、決勝ではいろいろなチャレンジができると考えています。今後、トップとの差を詰めて逆転するためにも、決勝だからと言って守りに入らず、様々なチャレンジを組み込んでいきたいと思います」

■第1戦予選：4位　第2戦予選：5位
石川 京侍
（TODA RACING/Car.No2/TODA FIGHTEX/TODA TR-F301）
「昨日の状況から考えれば、1回目の結果は良かったですね。でも、昨日が悪かった分、自分も緊張して行き切れなかった部分がありました。2回目に関しては、緊張感はとれたのですが悪い意味で力が入りすぎて、最後に失敗してしまいました。トップとの差を考えると、まだ厳しい面があります。まずは、現状から少しでも良くなるように進めていければと。そうすれば、今のポジションは守れると思うし、スタートで上手く前に出られれば表彰台も見えていますしね。ただ、トップを狙いすぎると失敗するので、気を付けたいと思います」

■第1戦予選：6位　第2戦予選：4位
ルーカス・オルドネス
（B-MAX Racing Team with NDDP/Car.No22/B-MAX NDDP F3/TOYOTA TOM'S TAZ31）
「僕のフォーミュラでの初めての予選になりましたが、とてもハードな予選になりました。マシンの良いバランスを見つけられず、トップスピードとパワーが少し足りないように感じましたね。もちろん、F3のドライビングについて、僕がまだつかみきれていないところでもタイムを削れていないと思います。特にハイスピードコーナーではまだまだタイムを縮める余地があると思います。トップとは差がついていますが、チームと原因を追究して、レースに向けて改善していきたいですね」

■第1戦予選：10位　(N-1位)　第2戦予選：10位　（N-2位）
小河 諒
（TOM'S/Car.No38/KeePer TOM'S F306/TOYOTA TOM'S 3S-GE）
「クルマはテストからずっと調子が良かったです。だから、トップを獲るのがマストだというプレッシャーに勝てなかったことが、2回目にポールポジションを獲れなかった原因だと思っています。応援してくれている皆さんに申し訳ない結果になってしまったけれど、自分の中でひとつ吹っ切れたものがあります。ここをきっかけに気持ちを切り替えて、まずは目の前のレースひとつひとつを大事にしていきたいと思います。結果的には予選1位と2位なので、冷静にいけば優勝を狙えるポジションです。F3-Nクラスは台数が少ないですが、ここで結果を出すことが大事だと思っています」

■第1戦予選：11位　(N-2位)　第2戦予選：9位　（N-1位）
三浦 愛　
（EXEDY RACING TEAM/Car.No3/EXEDY RACING F307/TOYOTA TOM'S 3S-GE）
「予選1回目は、クルマの調子は良かったのですが自分自身が乗り切れていなくて、限界がつかめていませんでした。2回目は、あまり順位やタイムを気にせずに、今までアドバイスされてきた悪い癖を出さないように走った結果、ポールポジションが獲れました。まだまだ未完成ですが、現状で納得できる走りができたなと思います。38号車の小河選手は速いですしレース経験も豊富なので、決勝も手ごわい相手になると思いますが、私自身もやられっぱなしではなく、上手く対応していきたいです。まずは得意のスタートを決めて抑え切りたいですね」

■第1戦予選：13位　(N-3位)　第2戦予選：13位　（N-3位）
DRAGON　
（B-Max Racing team /Car.No30/ B-MAX RACING F308/TOYOTA TOM'S 3S-GE）
「順位はクラス3番手ですが、前の2台とのタイム差を考えると失敗ですね。鈴鹿に対してのセットアップが全然見つけられず、試行錯誤の連続でした。まだ見つかっていない感じですね。スーパーフォーミュラの走った後だったので、ちょっとギャンブル的なセットを試したのですがダメでした。予選2回目はそこから少しセットを変えましたが、それでもまだ自分の求めるようなバランスにはなっていなくて、乗りにくかったです。決勝では、前の2台とも後ろのマシンともタイム差がありますからね。ここからセットを変えていって、前についていけるようになれば、離されないように頑張ります。まずはミスをしないように、ポジションキープを最低の目標に頑張ります」