更新日: 2018.02.23 15:41
公哉&タキ井上GP2放談!:出てませんけどね
2014年シーズンのGP2シリーズにカンポス・レーシングから今季から参戦している佐藤公哉だが、GP2第6大会ホッケンハイムは、タイトルを争うAUTO GPレッドブルリンクへの参戦を優先するため、参加しなかった。マネジメントチーム兼レーシングチームであるユーロノヴァ・レーシングのオーナー、“タキ井上”こと井上隆智穂はホッケンハイムに向かったが、公哉にレース後、電話をかけた。
●フェラーリ入りでもおかしくないよな!
井上隆智穂(以下タキ):もしもーし、公哉くん?
佐藤公哉(以下公哉):お疲れさまです。公哉です。
タキ:電話、聞こえる?
公哉:はい。大丈夫です。
タキ:シルバーストンのGP2で痛めた身体は治った?
公哉:いや、首や背中は落ち着きましたが、腰はまだ痛いですね。
タキ:で、レッドブルリンクのAUTO GPはどうだった?
公哉:運転できないほどではありませんが、キツイかったです。
タキ:モナコの時のフィジオはやっぱり必要かな?
公哉:あのフィジオはプロフェッショナルですしね。
タキ:うん、ちょっと待って。どうしたものか考える。
公哉:よろしくお願いします。
タキ:ところでレッドブルリンクのAUTO GP、1レースめはほぼ完璧な優勝だったね。
公哉:はい。スタートの出遅れが余計でしたけれど、ピットストップ戦略もコース上で追い抜いたのも良かったと思います。
タキ:ただ、2レースめは……。ホント、ポンコツで申し訳ない。いまどきサスペンションが折れちゃうなんて、あり得ないでしょ!
公哉:でも、低速コーナー出口でクルマの車高がガタンと傾いたので、不幸中の幸いでした。高速コーナーとかストレートじゃなくて良かった。一時はトップを走っていたケビン・ジオベーシも、左リアサスペンションが折れてリタイアしていましたね。
タキ:そのジオベーシ、ケータハムF1の育成ドライバーになったのは知ってる?
公哉:ええ、インターネットでちらっと見ました。
タキ:AUTO GPでランキング4位のジオベーシがケータハムF1の育成ドライバーだよ?
だったら、AUTO GPでランキングがダントツでトップの佐藤公哉は、フェラーリF1の育成ドライバーになってもおかしくないよな!
公哉:よろしくお願い致します!
タキ:……(汗)。