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投稿日: 2014.04.16 00:00
更新日: 2018.02.23 15:15

初表彰台の笹原右京「必ずチャンピオンを」


2014 フォーミュラ・ルノー2.0NEC第1大会プレビュー
–笹原右京、2位表彰台を獲得–

■大会概要
開催地:イタリア(モンツァ:一周 5.793km)
開催日:2014年4月11日(金)〜13日(日)

■モンツァ・レビュー
4月11日(天気:晴れ/路面:ドライ)レース1 予選 2番手/レース2 予選 4番手
4月12日(天気:晴れ/路面:ドライ)レース1 決勝 2位(ファステストラップ獲得)
4月13日(天気:曇り/路面:ドライ)レース2 決勝 リタイア

2014年シーズンのフォーミュラ・ルノー2.0NEC(FR2.0NEC)開幕大会は、4月11〜13日にF1イタリアGPの開催地でもあるモンツァで実施され、ユーロ・ノヴァ所属の笹原右京(ささはらうきょう/17歳)はレース1で、フォーミュラカー・レース転向後では初めてとなる2位表彰台を獲得しました。

本大会にはFR2.0でも上位シリーズに相当するフォーミュラ・ルノー2.0ユーロカップ(FR2.0 Eurocup)のドライバーが大挙参戦し、参加台数は最終的に32台にも上りました。4月11日(金)の予選前に実施された練習走行(45分間×2回)では、1回目が3番手で2回目が8番手でしたが、これはライバルの多くが新品タイヤを履いてタイムを出しに行った一方、笹原は程度の良い中古タイヤで臨んだためでした。

同日の予選1回目(20分間)、満を持して新品タイヤを履いた笹原は、1分50秒335を記録してポールポジション獲得なるかと思われました。ところが、残り1分の時点で逆転されて惜しくも2番手でした。5分のインターバルを挟んでの予選2回目(20分間)、再び新品タイヤを履いた笹原は予選1回目のタイムを上回る1分49秒783をまずは記録し、さらなるタイム短縮を狙ったものの不運にも渋滞に阻まれて4番手でした。

4月12日(土)のレース1決勝(25分間+1周)、2番グリッドの笹原はスタート直後の第1コーナーで3番手へ順位を落としました。しかし、激しい戦いの末にすぐさま2番手を奪還し、さらには先行する首位のドライバーを追い詰めました。一騎討ちとなったレースで笹原は0.822秒の僅差で優勝を逃しましたが、シーズン開幕早々に2位表彰台と素晴らしい成績を残しました。

4月13日(日)のレース2決勝(25分間+1周)、4番グリッドの笹原は第1コーナーで5番手へ順位を落としました。しかし、すぐさま反撃態勢に移った笹原はコース終盤の直線で先行車両に並び、続くコーナーで頭ひとつ抜け出て4番手を奪還。ところがその直後、抜き返したドライバーに追突されてスピン。クルマに大きなダメージを負った笹原は、残念ながら戦列に復帰が叶わずリタイアに終わりました。なお、FR2.0NECの第2大会は5月23〜25日に、F1イギリスGPの開催地でもあるイギリス・シルバーストンで実施されます。


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