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スーパーGTニュース

投稿日: 2016.01.27 00:00
更新日: 2018.02.17 12:41

去就注目の平川「やっぱり世界に挑戦したい」


 2015年、スーパーGT500フル参戦初年度で2勝を挙げる活躍をみせた平川亮。今シーズンの去就については様々な憶測が飛び交い、海外カテゴリーへの挑戦もウワサされているが、本人は16年に向けてどのような展望をもっているのか。

 平川の動きが注目される理由のひとつに、年明け早々にヨーロッパに渡っていたことがある。目的はWEC(世界耐久選手権)参戦に向けた動きではないかとも見られていたが、その一方でELMS(ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ)に挑戦するのではないかという話も聞こえてくる。

 平川といえば、F3時代から「将来はF1」と大きく目標に掲げていたほか、数年前にはインディカーのテストにも参加するなど、シングルシーター(フォーミュラカー)をメインとしたステップアップを考えているように思われた。しかし、実績としてはツーリングカーレースでの活躍も目覚ましく、前述の通り昨年はGT500フル参戦初年で2勝を挙げる活躍を見せている。

 気になる今季の動きについて、実際に平川本人に聞いてみたが、「あるクルマに乗ってテストはしましたが、どこでどんなクルマに乗っていたかは、現段階では言えません」と、やはり2月4日に行われるトヨタのモータースポーツ体制発表まで口を開ける状況ではない様子。とは言え、少なからず“世界”に対しての興味はあるようで、“将来的な目標”としてWEC参戦の選択肢は否定しなかった。

「世界に行くと、速いドライバーはたくさんいます。日本ももちろんレベルは高いですが、世界を見ることによって自分の考え方とかドライビングも変わってくると思っていますし、やっぱり世界にチャレンジしたいですね」と平川。