投稿日: 2014.08.20 00:00
更新日: 2018.02.17 02:18
更新日: 2018.02.17 02:18
可夢偉の代役、ロッテラーとは何者か
(オートスポーツweb)
8月20日、小林可夢偉に代わってベルギーGPでケータハムをドライブすることが発表されたアンドレ・ロッテラー。日本ではスーパーGTやスーパーフォーミュラで活躍し、世界耐久選手権(WEC)でも大活躍をみせていることから、日本でもその名を知られた存在ではある。しかし、「F1しか見ていない」というファンのために、ロッテラーとはどんなドライバーなのかを簡単にご紹介しよう。
アンドレ・ロッテラーは1981年ドイツ生まれ、ベルギー育ち。フォーミュラBMWを経て2000年に激戦のドイツF3でシリーズ4位を獲得すると、ジャガーF1チームのテストドライバーに就任。2002年にはリザーブドライバーも務めた。しかし、ついにF1デビューを迎えるかと思われた2003年、ジャガーはF1活動を縮小し、レギュラードライバーの座はアントニオ・ピッツォニアのものとなってしまう。
その後チャンプカーへのスポット参戦を経て、ロッテラーは活動の場を日本に求める。NAKAJIMA RACINGから全日本選手権フォーミュラ・ニッポンと全日本GT選手権(JGTC)に参戦。Fニッポンでは開幕戦鈴鹿でいきなり2位表彰台を獲得すると、翌年ツインリンクもてぎで初勝利。タイトルを争った。また、JGTCでもハーフウエットの04年もてぎでホンダNSX-GTを駆り、松田次生とのコンビで初勝利を飾っている。