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F1ニュース

投稿日: 2014.09.20 00:00
更新日: 2018.02.17 03:00

可夢偉の金曜:無線規制「僕たちには関係のない話」


 2014年のF1シンガポールGPでは、全ドライバーが同じ内容の質問を受けた。無線規制に関する質問だ。無線に規制がかけられた最初のグランプリとなったからである。可夢偉も例外ではない。多くのドライバーが無線禁止の是非について、さまざまな意見を述べた今回。可夢偉のコメントも実に興味深いものだった。

「上位を走行しているマシンに問題が起きたとき、それに(彼らが)気がつかないで走り続けてリタイアするようなシーンが連続すれば、僕らにもチャンスはめぐってくるかもしれない。でも、ポイントが望めないポジションで走っている下位チームは、ポイントを狙って競争するよりもパワーユニットをいかに長く使うかを優先してプッシュしないかもしれないので、逆に上位との差が広がる可能性もある」

 つまり、可夢偉によれば、無線の使用に関して規制をかけても、チーム間のパフォーマンスにあまり影響はないのではないかということである。その理由を次のように続けた。