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F1ニュース

投稿日: 2015.05.27 00:00
更新日: 2018.02.17 08:18

大満足のホンダ「次はなんとしてでもパワー向上を」


 ホンダの新井康久F1プロジェクト総責任者が、モナコGPで今季初入賞を成し遂げたことを喜ぶ一方で、今後のレースに向けてなんとしてもパワーを向上させなければならないと述べた。

 モナコGPでジェンソン・バトンが8位に入り、マクラーレン・ホンダは今シーズン初のポイント獲得を成し遂げた。フェルナンド・アロンソはトラブルのために完走することができなかったものの、走り切っていれば入賞できたはずだと語っている。

 しかしホンダの弱点であるパワー不足は、今後のカナダ、オーストリア、シルバーストンでの戦いに影響するものと予想されており、新井総責任者も今後はパワーの向上を成し遂げたいと述べている。

「ようやくスタートできたという気分です」と新井総責任者はモナコでの初ポイントに関して語った。
「ハードワークによって高い信頼性が得られました。モナコの特殊なコースにドライバビリティを適応させました」
「(モナコでは)馬力はそれほど重要ではありませんでした。全開にすることなく走るのですが、それは非常に微妙なエリアです。私たちはジェンソンとフェルナンドのために優れたドライバビリティを用意しました。彼らはいい感触を持っていました」

「でもこれからはもっとパワーが欲しい。何かアイデアがあれば受け入れます。私たちにはパワーが必要なのです。でもそれは簡単なことではありません」
「カナダはパワーサーキットです。ヘビーブレーキングを行い、エネルギー回生も重要になります」
「カナダの高速サーキットに向けてMGU-Kのパワーを生み出す方法を考えていきます」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています