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投稿日: 2015.11.26 00:00
更新日: 2018.02.17 11:48

山田真之亮、FIA-F4最終戦連続入賞,ランキング4位


山田真之亮 PRESS RELEASE

計算された走りが実を結び、シリーズランキング 4位獲得。
山田真之亮、FIA-F4 参戦初年度最終戦を、連続入賞で飾る。

 FIA-F4選手権第13&14戦の舞台となったのは、栃木県、ツインリンクもてぎ。チャンピオン争いも最終大会にもつれ込んでいましたが、シリーズランキングをひとつでも上位で終える為には、山田真之亮にとってもとても重要な戦いとなるイベントです。

 前戦、オートポリスで初優勝を飾り、その勢いのままツインリンクもてぎに乗り込んできた山田真之亮は、練習走行から着実に仕事をこなし、自信を深めていきました。

 しかし土曜日の予選は、前日までのドライコンディションとは打って変わり、ウェットコンディションとなりました。コースインした山田は、すぐにタイムを刻み始めましたが、タイヤの内圧のセッティングの問題で、思ったようなグリップ感が得られずなかなかペースが上がりませんでした。赤旗中断時にピットインしてタイヤの内圧を調整して再度アタック。結果的に予選は第13戦、第14戦ともに12番手に沈んでしまいました。赤旗中に雨量が増し、タイムが出せるコンディションではなかったのですが、その状況にめげることなくベストを尽くした結果でした。

 遅いマシンに引っかかったり、黄旗でアタックができなかったセクターがあったりと、満足にアタックラップも刻めなかったのですが、区間タイムではトップ争いができていただけに、悔しい結果となりました。土曜日の午後、第13戦ではスタート直後の混乱の中で、8番手までポジションアップ。そのまましばらく前をいくマシンの様子を見つつ、チャンスを伺いました。そして5周目のビクトリーコーナーで一気にインを刺して7番手に浮上。7周目にはさらにポジションを上げ、8周目にはその時点でのファステストラップ、2分11秒581をマークし、さらに上位を目指しました。結果は6位入賞。抜きにくいツインリンクもてぎで見事なパッシングを見せた山田真之亮は、ポイント争いで4位浮上を狙って最終戦、第14戦に臨みました。

 日曜日の朝、雨は上がって曇り空でしたが、路面はまだ濡れており、ウェットタイヤを装着してのレースとなりました。スタートダッシュに失敗した山田真之亮はライバルたちと軽い接触をしながら激しいポジション争いを展開し、1周目を12番手で通過。2周目に11番手、3周目に8番手まで浮上し、そのまま粘り強い走りを見せて、8位でチェッカーを受けました。その結果、ポイントランキングで4位に浮上できました。ベストな仕事を終えてマシンを降りた山田真之亮を、チーム監督が固い握手で迎えてくれました。

■山田真之亮のコメント
「オートポリスで勝った勢いを維持して、ここでも連勝を狙っていたのですが、予選でつまずいてしまいました。タイヤの内圧がなかなか上がらなくて、全然ペースを上げられませんでした。赤旗が出てくれたおかげで調整はできたのですが、残り時間もなかったですし、ポジショニングも良くなかったですね。ただ個別に区間タイムを拾っていくと、充分トップは狙える状態でしたので、決勝に向けての自信はありました。決勝は、自分の与えられた環境の中ではベストな走りが出来たと思いますし、ミスもなかったと思います。雨はもともと得意なほうですし、チャンスを見てはオーバーテイクを続けました。自分なりに精一杯頑張った結果ですので、最終戦を終え、1勝、3位3回、ポイントランキング4位は、チャンピオン獲得はならなかったので満足はできないですが、納得はできる結果でした。今年、ドライバーオーディションで僕を起用してくれ、1年間を一緒に戦って頂いた B-MAX Racing Team のスタッフ全員や、応援して頂いたスポンサーの皆さんや友人たち、そして僕のレース活動の最大の理解者である家族に感謝したい気持ちでいっぱいです。FCJやスーパーFJ、スーパー耐久といったこれまで参戦してきたカテゴリーでは経験できなかった多くのことを学べたと思いますし、きっと今年の結果が来年につながると信じています。ファンの皆さんも、1年間応援ありがとうございました」


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