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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2014.11.11 00:00
更新日: 2018.02.17 04:10

嵯峨、SF最終戦鈴鹿は苦しみながらも完走果たす


TOCHIGI Le Beausset Motorsports

Super Formula
http://www.lebeausset-motorsports.com

伝統の一戦、JAF鈴鹿グランプリ。
今季ラストレースを、苦しみながらも完走。

スーパーフォーミュラ第7戦
11月8〜9日
鈴鹿サーキット
5.807km

『とちぎル・ボーセ モータースポーツ』が挑む国内最高峰カテゴリー、全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第7戦が、鈴鹿サーキット(三重県)を舞台に、11月8〜9日に開催された。シリーズは最終戦。鈴鹿でのレースは開幕戦以来2回目ということもあり、今季の集大成となることが期待される大会は、20周と28周での2レース制で競われ、1986年以来となるJAFグランプリとして開催された。

予選
11月8日(土)
天候/曇り コース状況/ドライ
 今回はフリー走行が通常どおり、土曜日に1時間、1セッションのみ行われた。日曜日の天気は崩れるとの予報は出ているものの、この日はドライコンディションが保たれた。前半のメニューは順調に進み、タイムも1分41秒673にまで短縮される。そして、ラスト8分でマシンをピットに戻し、ニュータイヤを装着してセットの最終チェックが行われるはずだった。ところがシフト系の不具合によって、その後は修復作業を行い、予選を迎えることとなった。

 メカニックの懸命な作業によって修復を終えて迎えた予選。2レース行われる今回は、予選のQ1でレース1のグリッドを、そしてレース2のグリッドはQ2とQ3の結果も反映して決められる。2レースとも周回数は短く、しかもレース1にはタイヤ交換の義務づけがないため、いつも以上に予選は重視されていた。

 Q1は、スタートと同時にニュータイヤを履いてアタックを開始。まずは41秒008を記してピットに戻る。そして残り7分を切ったところで再度コースイン。2セット目のニュータイヤを装着して、コースを果敢に攻め立てていく。フロントのエアロ調整の効果もあり、タイムは40秒748にまで短縮。エンジン交換のペナルティとして、グリッド降格の選手がいたことから、レース1は19番手から、そしてレース2は20番手から挑むこととなった。