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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.04.07 00:00
更新日: 2018.02.16 22:54

平手「ホンダ勢の加速が良くて苦戦した」


2014 SUPER GT Race Report ZENT CERUMO RC F #1立川祐路/平手晃平
第1戦 岡山国際サーキット  

◆ 4月6日 (日) Race
決勝総合結果 14 位

< 決勝 > 天候:曇り?時々雨 |コース状況:ドライ
予期せぬトラブルに見舞われ、満足にセットアップを進められぬまま公式予選に臨んだため、前日の予選ではQ2進出を果たせず、11番手に甘んじた#1 ZENT CERUMO RC F。2014年の初戦、いきなり厳しい試練に見舞われたわけだが、LEXUS TEAM ZENT CERUMOのスタッフは意気消沈することもなく、予選終了後には土曜午前に発生したトラブルの本格的な修復作業に取り組んだ。作業は非常に長時間に及んだが、無事日曜朝のフリー走行には完璧なマシンを準備。決勝での挽回を目指し、LEXUS TEAM ZENT CERUMOは午前9時からのフリー走行に臨んだ。

 ところが、セッション開始を前にピットロードでピット作業シミュレーションにいそしむチームスタッフの頭上から、予想外の雨が降り始める。この雨はセッション開始直前には雹となり、結局フリー走行はウエット宣言が出され、#1 ZENT CERUMO RC Fはウエットタイヤでのコースインとなった。

 平手のドライブでコースインした#1 ZENT CERUMO RC Fだが、序盤LEXUS TEAM ZENT CERUMOは決勝に備えるため、ウエットタイヤのスクラブ等に時間を費やす。このため、平手はアウト&インでピットに戻り、ここで立川に交代しつつ、スタッフはまた新たなウエットタイヤに交換し、再び#1 ZENT CERUMO RC Fをコースに送り出す。しかし、ここで立川も平手同様にアウト&インでピットに戻り、ここで再びステアリングを平手に託す。

 こうしてセッション序盤をウエットタイヤのスクラブに専念したLEXUS TEAM ZENT CERUMOだが、この後ようやく連続周回に入り、平手は1分35秒261までタイムを上げ8番手につけると、午前9時19分にピットイン。ここで再びタイヤを換えてピットアウトした平手は、雨が止み徐々にコンディションが良くなる中、1分31秒221で一時は2番手に浮上。そのままチェッカーまで平手が走行し、最終的には5番手とまずまずのポジションでフリー走行を終えた。