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F1ニュース

投稿日: 2014.12.25 00:00
更新日: 2018.02.17 05:05

後半戦データランキング:ピットストップ&完走率


 2014年後半戦をさまざまな記録で振り返る「2014年F1なんでもランキング」。今回は、各ドライバーがピットストップに要した平均時間とレースの完走率をみてみます。

 後半戦のピットストップタイムの算出には、メルセデスから公表されている各サーキットのピットロード所要時間を用いました。その結果、全体的に有力チームのドライバーが上位に並ぶ形となるなか、平均時間が5.6秒台と最も速かったレッドブルのダニエル・リカルドとセバスチャン・ベッテルのふたりがトップ2、4年連続チャンピオンチームが高い作業効率を示しました。

 ロータスはロマン・グロージャンが3番目に速いタイムを記録しましたが、チームメイトのパストール・マルドナドは7秒台と両者の平均時間が大きく離れる結果に。今年のロータスはパフォーマンスの低迷に加え、トラブルやアクシデントも非常に多く、シーズンを通して安定したパフォーマンスを発揮することができませんでした。

 次に完走率ですが、前半の11戦ではわずか2台しかいなかった全戦(11戦)完走マシンが、後半戦はウイリアムズの2台を含む6台のマシンが全9戦を完走。1回のリタイアを含めるとエントリーの半数となる11台を数えました。

 開幕前は、新しいパワーユニット導入によるリタイア率の高さを懸念する声もありましたが、データの蓄積とともに完走率も例年に迫る数値を記録。全19戦を完走したマシンはいませんでしたが、4台のマシンが18戦を完走しました。(2013年は全19戦完走3台、18戦完走3台)

2014年 F1後半戦 ピットストップ平均時間
No.Driver総回数平均時間
3D.リカルド (レッドブル)175.612
1S.ベッテル (レッドブル)205.676
8R.グロージャン (ロータス)205.758
22J.バトン (マクラーレン)196.071
44L.ハミルトン (メルセデス)196.073
14F.アロンソ (フェラーリ)176.108
20K.マグヌッセン (マクラーレン)206.287
7K.ライコネン (フェラーリ)196.334
19F.マッサ (ウィリアムズ)196.405
27N.ヒュルケンベルグ (Fインディア)166.411
11S.ペレス (Fインディア)176.495
26D.クビアト (トロロッソ)206.498
9M.エリクソン (ケータハム)106.503
6N.ロズベルグ (メルセデス)176.730
25J-E.ベルニュ (トロロッソ)206.749
17J.ビアンキ (マルシャ)136.756
77V.ボッタス (ウィリアムズ)186.830
4M.チルトン (マルシャ)116.854
99A.スーティル (ザウバー)196.999
21E.グティエレス (ザウバー)187.020
13P.マルドナド (ロータス)197.120
46W.スティーブンス (ケータハム)27.645
10小林.可夢偉 (ケータハム)611.361
45A.ロッテラー (ケータハム)00

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岡島彩花(おかじまあやか)

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