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投稿日: 2014.04.14 00:00
更新日: 2018.02.23 15:14

波乱のロングビーチ戦はコンウェイが勝利


 ベライゾン・インディカー・シリーズ第2戦がカリフォルニア州ロングビーチで開催され、波乱のレース展開をマイク・コンウェイ(エド・カーペンター・レーシング)が制した。佐藤琢磨(AJフォイト)は、15番手スタートから追い上げを見せたが多重クラッシュに巻き込まれリタイアとなった。

 快晴の下でスタートした第40回グランプリ・オブ・ロングビーチは、レース終盤にトップ争いで多重クラッシュが発生。しぶとさを発揮したマイク・コンウェイが17番手スタートという不利を跳ね返して優勝した。

 アンドレッティ・オートスポートに所属していた2011年にロングビーチでインディカーでのキャリア初優勝を飾ったコンウェイは、2013年にはデイル・コイン・レーシングとともにデトロイトでのレース1を制し、今回がキャリア3勝目。それは新たに移籍したチーム、エド・カーペンター・レーシングでの初勝利となった。

 エド・カーペンター・レーシングは、今年からストリート及びロードコースでのレースをコンウェイに委ね、オーバルレースはチームオーナー兼ドライバーのエド・カーペンターが担当する体制になった。レース分担制が開幕2戦目にして早くも花開いたのだ。

 レースはポールポジションから新品のレッドタイヤでスタートしたライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)が完全にコントロール。レース中盤からはブラックタイヤにスイッチしたハンター-レイだったが、ペースは安定しており、悠々とトップを走り続けていた。

 予選2番手だったジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)は、序盤に順位を下げたが、そこから巻き返してトップを快走するチームメイトの背後に迫って行った。彼もタイヤはフレッシュレッドからブラックというストラテジーだった。


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