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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2014.07.12 00:00
更新日: 2018.02.17 01:26

石浦「優勝を狙える位置なので決勝が楽しみ」


2014 SUPER FORMULA
P.MU/CERUMO・INGING Race Report
第3戦 富士スピードウェイ

7月12日(土) 予選

#38 石浦 宏明 5位 / #39 国本 雄資 8位

 関東エリアでのシーズンオープニングとなった5月の富士大会から、約2カ月のインターバルを経てSUPER FORMULAのシリーズ第3戦が開幕した。今回の舞台も、第2戦に引き続いて高速サーキットの富士スピードウェイ。しかし前回が約115kmと約160kmのスプリントレース2戦だったのとは違い、今回は通常と同じくレース距離は約250km。しかも台風一過の好天に恵まれて気温/路面温度とも大きく上昇しており、マシンのセットアップは大きく変わってくるはずだ。なお、今回もまた、雪でキャンセルされた公式テストの振り替え分として、前日の金曜日に1時間の公式走行セッションが実施され、#38号車をドライブする石浦宏明が5番手。#39号車の国本雄資も、マイナートラブルに見舞われながらも9番手タイムをマークしていた。

 土曜最初のセッションは午前9時30分から1時間にわたって行われたフリー走行。セッション開始時の気温と路面温度はそれぞれ27℃と35℃。雲が多くなったり少なくなったりを繰り返す空模様で、雲で日差しが遮られて少し下がることもあったが、セッション終了時点では28℃、37℃に達していた。セッション開始と同時に走行を開始した石浦が、先ずはユーズドタイヤでマークした1分25秒826がターゲットタイムとなるが、遅れてピットアウトして行った国本がこれを最初に更新。上々の滑り出しを見せた。その後、石浦は積極的にマシンのセットアップを進め最終的には1分24秒583まで詰めて4番手。一方、国本は前日と同様トラブルに見舞われて13番手でフリー走行のセッションを終えたが、それでもマシンのフィーリング自体は上々のようで、午後、公式予選での巻き返しに期待が高まった。