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投稿日: 2014.09.02 00:00
更新日: 2018.02.23 15:48

笹原右京、2戦連続のシングルフィニッシュ飾る


2014 フォーミュラ・ルノー2.0 NEC第6大会レビュー
–笹原右京、土砂降りに翻弄されるも連続シングルフィニッシュ–

■大会概要
開催地:チェコ(モスト:一周4.212km)
開催日:2014年8月30日(土)〜31日(日)

■モスト・レビュー
8月30日(天気:雨のち曇り/路面:ウェット〜セミウェット)予選1回目 16番手/予選2回目 10番手
8月30日(天気:曇り/路面:ドライ)決勝レース1 8位
8月31日(天気:雨/路面:ウェット)決勝レース2 キャンセル
8月31日(天気:雨/路面:ウェット)決勝レース3 9位

2014年シーズンのフォーミュラ・ルノー2.0 NEC(FR2.0 NEC)第6大会は、チェコのモストで8月30〜31日に開催されました。ユーロ・ノヴァに所属する笹原右京(ささはらうきょう/18歳)は予選も決勝も天気に悩まされましたが、決勝レース1は8位、決勝レース2は激しい雨でキャンセルとなったものの決勝レース3は9位。2戦連続のシングルフィニッシュを飾り、ドライバーズランキング6位へ浮上しました。なお、2014年シーズンを締め括る第7大会は9月20〜21日にドイツ・ニュルブルクリンクで開催されます。

■笹原右京のコメント
「土曜日の予選1回目は開始直前に雨が降り始め、雨脚は強くなる一方でした。僕はセッション開始早々にタイムアタックに臨むつもりでしたが、ピットガレージ内でちょっとしたトラブルがあり完全に出遅れました。ようやくピットガレージを離れてコースインしたものの、すでにそこは“川”か“池”かというくらいで……。もはやタイムアタックできる状態ではなく、とにかく無事に1周を走りきってノータイムに終わらないよう努めるので精一杯でした。予選2回目を迎えるころには雨も止み、コースコンディションの回復を待ってコースインしました。しかし、クルマのセットアップを大幅に外してしまったうえに、僕と同じようにコースの回復を待っていたライバルが一⻫にコースインして大渋滞となり、満足に戦えず不本意な結果に終わりました」

「土曜日の決勝レース1は16番グリッドからのスタートが決まって1周目で11番手へ順位を上げ、事故処理のためにセーフティーカー(SC)が導入されたあとのリスタートも決まりました。もっとも、先行するグループには追いついたものの僕のクルマには抜き去るだけの速さがなく、8位でチェッカードフラッグとなりました。日曜日も雨に見舞われて決勝レース2の開始は遅れたものの、なんとかスタートできそうなほどまでに天気は回復しつつありました。しかし、スタート時間の遅れが何度も発表された末、結局レースはキャンセルとなりました。決勝レース3はやはり雨で、10番グリットからほとんど前が見えない状況でスタートし、しかもSCの後ろでレース再開を待っている間に時間切れで終了。先行車両の1台がスピンした結果、9位に上がっただけに留まりました。土曜日の予選も日曜日の決勝も、十分に戦う機会が与えられず欲求不満の週末でした。天気が相手なので仕方ないとはいえ、本当にやりきれない気持ちです。次のドイツ・ニュルブルクリンクで、今回キャンセルとなった1レースぶんが代替実施されて3レースになるという情報だけが、僕にとっては唯一の希望です。最後まで自分の仕事をやりきりますので、残る最終大会もご支援とご声援をよろしくお願い致します!」


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