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F1ニュース

投稿日: 2015.02.02 00:00
更新日: 2018.02.17 05:43

“絶好調”のメルセデス、1日目からロングラン。「ル・マン狙う」とジョークも


 2015年初のF1合同テストがヘレスでスタートし、メルセデスF1 W06ハイブリッドのステアリングをニコ・ロズベルグが握った。チャンピオンチームはノートラブルでロングランを行い、テスト初日としては「かつてないほど好調」だったと喜びを示している。

 1日、ロズベルグは157周を走りこみ、1分23秒106のタイムで7人中3番手となった。メルセデスは初日からトラブルなくロングランに取り組み、ピットストップの練習も行っている。

「冬のテストを最高の形でスタートすることができた」とロズベルグ。
「序盤は信頼性がとても重要なんだが、今日はたくさんの距離を走りこむことができた。ファクトリーのスタッフが懸命に新しいクルマを作り上げてくれて、ここに来てすぐにマシンがとても好調に走った。冬の間にチームが最高の仕事をしたということだ」

「初日に何度かロングランを好調に行うことができたというのは驚くべきことだ。本当に素晴らしいチームだし、このチームの一員であることが嬉しい」

「ドライバーとしてはライバルたちと比べて自分たちがどれぐらい速いのか、早く知りたくてたまらないけれど、それはメルボルンの予選までは判断できない。今後のテストではこのマシンを徹底的に理解することに努める。今日はそれに向けて素晴らしいスタートを切ることができた」

 ロズベルグはW06は信頼性が高いだけでなく、いいフィーリングを持つこともできたと語っている。
「いい感触を持っているとしか言いようがない。根拠はないし、裏付けるデータもない。ただそう感じるんだ」とロズベルグは言う。

「信頼性があり、大きな問題は発生しなかった。マシンバランスもそれなりにいい。もちろん完璧ではないし、やるべきことはたっぷりあるから、今夜からその作業に取り掛かるのが楽しみだ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています