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国内レース他ニュース

投稿日: 2015.07.11 00:00
更新日: 2018.02.17 09:10

通算100戦目のD1GP第3戦は川畑が総合優勝


Press Information
TSUKUBA DRIFT 1

2015 年D1 グランプリシリーズ第3戦
「2015 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES Rd.3 TSUKUBA」
記念すべき通算100戦目は、川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)が、追走優勝!今シリーズ2勝目
古口美範(Team 広島トヨタ with DRoo-P)が、単走優勝!

 株式会社サンプロス(代表取締役社長:鈴木賢志、所在地:東京都新宿区)は、ドリフト競技の最高峰、2015年D1グランプリシリーズ(全6戦)の「2015年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第3戦(英語標記:2015 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES Rd.3 TSUKUBA)」を6月27日(土)、28日(日)、筑波サーキット・コース2000(茨城県下妻市村岡乙15)にて開催いたしました。

公式入場者数:7,256名(3日間合計)
※6月26日(金)練習日入場者数を含む

 今年で15周年を迎え、通算100戦目となった記念すべき2015年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第3戦は、古口美範(Team 広島トヨタ with DRoo-P)が単走優勝し、川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)が総合優勝という結果で、幕を閉じました。

 この結果で総合シリーズランキングは今期2勝目をあげた川畑真人が、2位以下に35ポイント差をつける独走状態で首位に立ち、同2位に高橋邦明(GOODYEAR Racing with TOPTUL)が浮上。3位には末永直登(YUKE'S Team ORANGE)が高橋に1ポイント差という状況でつけております。

<競技レポート>
 競技は、通常とは逆走行となるアジアコーナーを抜け、第1ヘアピンへ向かうコースレイアウトでおこなない、ダンロップアーチ下での振り返し、さらに第1ヘアピン手前での振り返しが高得点獲得のカギとなりました。

 27日(土)におこなわれた単走決勝は、午前中の雨は本番まえにあがり、単走予選は路面が乾きかけた状況でスタート。単走決勝時にはドライ路面となり、車速は上がり、よりするどい振り返しが求められ、100点オーバーを決める選手が続出するなかで、古口美範(Team 広島トヨタ with DRoo-P)が車速を伸ばしてくるような飛び込みから鋭い振り返し、アクセル全開度の高いドリフトで100.78点をマークして首位に立ち、そのまま優勝。古口美範は、チーム移籍3戦目にして単走優勝を果たした。

 28日(日)におこなわれた追走決勝は、ベスト4に勝ち上がった、高橋邦明(GOODYEAR Racing withTOPTUL)、末永正雄(Team RE 雨宮 GruppeM)、川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)、唄和也(GOODYEAR Racing with ORIGIN Labo.)の戦いとなりました。決勝は、高橋邦明vs川畑真人。1本目は高橋邦明が先行。昨年の王者である高橋邦明に対して、川畑真人も近い距離で合わせるが、インに入りきるところまではいかず、アドバンテージは0.5 にとどまった。2 本目は川畑真人が先行。高橋邦明はノーミスで川畑真人についていくものの、1本目の川畑真人の追走よりは距離があいていてアドバンテージをとるにはいたらない。これによって川畑真人の優勝が決まった。

 なお、3位決定戦は末永正雄vs唄和也。1本目は後追いの唄和也がダンロップコーナーの先でわずかにはみ出してしまう。2本目は末永正雄が飛び込みのあとにアウトに流されたものの、唄和也がヘアピンでスピンしため、末永正雄の勝ちとなった。