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F1ニュース

投稿日: 2015.06.30 00:00
更新日: 2018.02.17 09:00

高温なら高いレベルのデグラデーションを予想


イギリスグランプリ プレビュー:
2015年7月2-5日 シルバーストン

タイヤレンジ中で最も硬い2つのコンパウンドが、タイヤに高い負荷を課す高速サーキットのシルバーストンに臨む
特に高温のコンディションになった場合、高いレベルのデグラデーションが予想される
シルバーストンは、ピレリにとって第2のホームレース:
近隣のディドコットに、「CENTER OF EXCELLENCE」と呼ばれる技術拠点を構える

2015年6月29日、ミラノ
シルバーストンで行われるイギリスグランプリ用として、P Zeroオレンジ・ハードとP Zeroホワイト・ミディアムタイヤが選択されました。シルバーストンは、流れるようなレイアウトの高速サーキットで、特に数多くの高速コーナー通過時にタイヤに高い負荷を課します。したがって、特に予報通り気温が高くなれば、摩耗とデグラデーションが非常に大きくなります。Formula Oneカレンダー中でも屈指の高速サーキットで、伝統的なグランプリ開催地であるシルバーストンは、ピレリにとってのホームレースの舞台でもあります。シルバーストンから車で1時間弱のディドコットに、ピレリは、Formula One用の流通ハブと最先端技術拠点を構えています。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「とても見識の深い熱狂的なイギリスのファンに囲まれるシルバーストンを訪れることを、いつも素晴らしく感じます。シルバーストンは、ドライバーが観衆の歓声を感じることができる数少ないサーキットのひとつです。シーズン中で最大の横方向の荷重を課すシルバーストンには、昨年同様、タイヤレンジ中で最も硬い組み合わせで臨みます。シルバーストンは、タイヤのコンパウンドとタイヤ構造の両方に厳しいサーキットです。したがって、予報通り気温が高くなれば、1ストップもしくは2ストップになると思います。しかし、これまでも、温暖な気温が予報されていながら伝統的なブリティッシュウェザーに遭遇したことも珍しくありません。各チームは、あらゆる事態に備えつつ、セッションごとではなく、レース週末全体を通じてタイヤを最大限に活用することを考えなければなりません。シルバーストンは、勇気と覚悟が報われるサーキットですから、きっと素晴らしいレースになると思います」