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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.03.31 00:00
更新日: 2018.02.17 07:01

4台のニッサンGT-R、SGT開幕ダッシュを狙う


2015.03.30

公式テストから快調な4台のNISSAN GT-R NISMO GT500に
開幕猛ダッシュの予感

2015 SUPER GT 第1戦 – プレビュー

 来たる4月4日・5日の両日、岡山県東部の美作市にある岡山国際サーキットにおいてSUPER GTの2015年シーズン開幕戦、OKAYAMA GT 300km RACEが、開催されます。舞台となる岡山国際では、本番の3週間前となる3月14~15日には公式テストが実施され、各陣営ともに準備万端で開幕を迎えることになりました。

 国内最高の観客動員を誇り、今や世界的にも注目度の高まっているSUPER GTですが、昨年の日産陣営はNISSAN GT-R NISMO GT500を投入し、全8戦のうち2勝を含めて4戦で表彰台を奪うなど、着実にポイントを重ねたNISMOの松田次生/ロニー・クインタレッリ組がドライバーズチャンピオンに輝くとともにNISMOはチーム部門でチャンピオンとなり、新規定での初年度に記念すべきダブルタイトルを獲得しています。

 新規定での2年目となる本年、「王者は騒がず、動かず」の定石通り、ディフェンディングチャンピオンとして挑むNISMOを始め日産陣営の4チームは、昨年の強力なパッケージングをほぼ踏襲しています。すなわち、タイヤは#1 NISMOの松田/クインタレッリ組がミシュランを使用し、#12 チームIMPULが安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組でブリヂストン、#46 MOLAが本山哲/柳田真孝組でミシュラン、と3チームに関しては組み合わせ全く不変です。唯一、#24 KONDO RACINGが、ミハエル・クルムがル・マン・プロジェクトに専念するためにシーズン前半はSUPER GTを欠場することになり、佐々木大樹のパートナーには去年GT300クラスにフル参戦したルーカス・オルドネス(スペイン)が抜擢されています。またクルムもシーズン後半にはチームに合流することになっています。