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F1ニュース

投稿日: 2015.08.31 00:00
更新日: 2018.02.17 10:02

“5~6秒速いF1”のためのプランをFIAが明らかに


 2017年F1に今より1周5~6秒速いマシンを登場させるためのアイデアをまとめようとしているFIAが、新たな案について説明した。規則の詳細はまだ決定しておらず、F1チームがさまざまな検証を行えるよう、FIAはCFDの使用制限を緩和することを決めた。

 F1のショー的要素の向上やコスト削減に関する提案についてF1ストラテジーグループが協議した結果、5月に2017年にはより速いマシンを走らせることを宣言、その後、FIAはチームに対し、F1の速度を向上させるための提案を募集した。8月にはF1テクニカルボスの会合が行われ、グラウンドエフェクトを生むフロアを導入するという案が一歩前進したことが分かっている。

 現在のところ、フロント&リヤウイング、リヤタイヤの幅が拡大される見込みではあるが、来年3月までにレギュレーション詳細を決定するには時間が足りないと、フォース・インディアのテクニカルディレクター、アンドリュー・グリーンが懸念を示していた。

 チームからのこういった声を受け、CFDの使用制限を緩和することを認めたと、FIAのテクニカルディレクター、チャーリー・ホワイティングは述べている。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています