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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.08.05 00:00
更新日: 2018.02.17 02:02

ACO会長、WECのLMPカテゴリーのビジョンを語る


 ACOの代表であるピエール・フィヨンは、LMP3カテゴリーの発表のためにレッドブルリンクで開催されたELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズを訪れたが、その際にEndurance-Infoのローラン・メルシェのインタビューに答え、LMP1カテゴリー、LMP2カテゴリーの将来について語っている。FIA WEC公式サイト(http://www.fiawec.com)が掲載した。

「我々はより多くのマニュファクチャラーを惹きつけるために、あらゆる場面で作業を進めている。実は、LMP1-Lカテゴリーについては、『ノンハイブリッドLMP1』と呼ぶべきではないかと考えているんだ」と、まずはLMP1の状況について語ったフィヨン。

「ACOとFIA国際自動車連盟は、異なるテクノロジーを望んでいるんだ。LMP1-Hは現在ガソリンエンジンを積むトヨタとポルシェ、ディーゼルを積むアウディがいる。ノンハイブリッドLMP1もまたマニュファクチャラーのためのカテゴリーだ」

「LMP1-Lには現在レベリオンが参戦しており、オースティンからはロータスが参戦を開始する。我々のゴールは、ふたつのクラスが可能な限り接近したパフォーマンスをみせることだ。もしLMP1-Hにトラブルが発生したら、“ライト”クラスの車両が利益を得なければならない。我々はこのバランスを確実にしたいんだ」