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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.08.31 00:00
更新日: 2018.02.17 02:36

ARTA CR-Z、優勝を争うもトラブル発生で16位


第6戦 鈴鹿 決勝レポート (GT300)
現実を受け入れ次につなげたい

 予選ではポールポジションを獲得したものの、決勝のセッティングに不安があり、朝のフリー走行でセットの確認を行った。しかし、バランスは改善されていなかったので、決勝直前にウォームアップ走行までにミーティングを行い、満足のいくレベルでは無かったが、ギリギリで戦えるセッティングを出す事が出来た。

 スタートは小林崇志。小林はハイペースでトップをキープして、2番手とのマージンを築き、32周目にルーティンのピットインを行った。続く高木は4番手でコースに復帰し、2周後にはトップに返り咲く。周回を重ねるに連れ、徐々にバックマーカーが現れるが、FIA-GT3車両に比べ、ストレートスピードに差があるCR-Z GTはバックマーカーの処理に手を焼いていた。

 そうしているうちに、2番手のマシンが背後に迫ってきて61周目にはトップを奪われてしまった。その2周後にルーティンのピットインを行い、小林はすぐに2番手のポジションを挽回しトップを追う。差は詰まるものの、なかなか抜くまでにいたらず、終盤を迎える。

 最後のスティントを担当した小林はトップとの差を詰め、130周目についにトップに躍り出る。しかし、ここでガス欠症状が出てしまい、また抜き返されてしまう。その後、ペースは悪く無いもののトップのマシンを抜くまでに至らなかった。終盤、マシンは原因不明のトラブルに見舞われ、最終的に16位でレースを終えた。

 優勝を狙えるレースだっただけにトラブルは残念だったが、マシンのバランスは非常に良いので、次回までにトラブルの原因を究明し、残りの2戦は強いARTAをお魅せしたい。


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