更新日: 2018.02.17 10:53
AsLMS富士:中野信治が久々の実戦で勝利
WEC富士ラウンドのサポートレースとして開催された、アジアン・ル・マン・シリーズ開幕戦。中野信治も所属する8号車レース・パフォーマンスが、2時間のレースで70周を走りきり、優勝を果たした。
ポールポジションから2時間のレースをスタートしたのは、8号車レース・パフォーマンス。スタートドライバーを務めたのは中野信治だ。前日、マシントラブルのためにまったく走行できなかった99号車ユーラシア・モータースポーツが、8号車と共にLMP2としてエントリーしている唯一のマシン。そのマシンの修復が間に合い、なんとか2番手からのスタートとなった。しかし、予選タイムは8号車から2秒程度遅れており、その差は歴然であった。
しかしスタート直後の1コーナーで、中野信治がミス。オーバーランしてしまい、その間に99号車の先行を許してしまう。後方では91号車チームAAIのBMW Z4 GT3と、5号車のアブソリュート・レーシングのアウディR8 GT3が接触。91号車はダメージを負ってしまい、すぐさまピットに戻っている。
9周目、88号車チームAAIのアデス03がターン10にストップ。この回収のため、セーフティカーが導入されることになる。チームAAIの2台のアデス03は、予選でタイムを出すことができず、最後尾からのスタートだった。
レースが再開された後は、柳田真孝がドライブする、もう1台のチームAAIのマシンである89号車が徐々に順位を上げ、レース開始35分程度を経過した時点で6番手に浮上している。
Pos. | No. | Class | Team | Car | Driver | Time |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | LMP2 | レース・パフォーマンス | オレカ03Rジャッド | N.ロートウィラー 中野信治 | 70Laps |
2 | 3 | GT | クリアウォーター・レーシング | マクラーレン650S GT3 | M-M.サン R.ベル 澤圭太 | +1Lap |
3 | 1 | LMP3 | DCレーシング | リジェJSP3 | D.チェン H-P.タン | +1Lap |
4 | 38 | GT | スピリット・オブ・レーシング | フェラーリ458GT3 | N.ムザーン R.アグアス | +2Laps |
5 | 92 | GT | チームAAI-ハブオート | BMW Z4 GT3 | H-C.チェン 細川慎弥 吉本大樹 | +2Laps |
6 | 7 | GT | ARCブラチスラバ | アウディR8 GT3 | M.コノップカ P.カッファー | +2Laps |
7 | 5 | GT | アブソリュート・レーシング | アウディR8 GT3 | +4Laps | |
8 | 51 | GT AM | KCMG | ポルシェGT3 Cup | P.イップ C.リード J.ムンロ | +5Laps |
9 | 27 | GT | ネクサス・インフィニティ | フェラーリ458 GT3 | A-D.ダ・シルバ D.アング J.ハント | +6Laps |
10 | 99 | LMP2 | ユーラシア・モータースポーツ | オレカ03 | W.ロク T-S.キム T.ゴメンディ | +8Laps |
11 | 89 | LMP3 | チームAAI | アデス03 | 谷川達也 阪口良平 | +22Laps |
12 | 88 | LMP3 | チームAAI | アデス03 | T.ファン 柳田真孝 | +64Laps |
13 | 91 | GT | チームAAI | BMW Z4 GT3 | J.チェン O.ミルロイ D.ミュラー | +68Laps |