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投稿日: 2014.08.26 00:00
更新日: 2018.02.23 15:47

AUTO GP王座獲得の佐藤公哉にインタビュー(2) 「ゴールは、プロとしてお金をもらうこと」


 2013年からヨーロッパのビッグフォーミュラのひとつであるAUTO GPに参戦し、2年目となる今季見事チャンピオンを獲得した佐藤公哉。チャンピオンを決めた彼に、AUTO GPのタイトル獲得の実感と、気になる2015年以降のことについて語ってもらった。

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──少し冷静になったいま、AUTO GPのタイトルに関して思うところはありますか?
佐藤公哉(以下KS):もちろん今も嬉しいですけれど、もう過去の出来事です。レースのある週末が終わって束の間の休息日があって、再びレースのある週末が始まったわけで、もう1週間も経とうとしていますから。まあ、年末のクリスマスや来年の正月くらいに、タイトル獲得をツマミにしてしみじみとお酒を飲むくらいですね。

──フォーミュラカーでの初めてのタイトル獲得という感慨はなかったですか?
KS:もちろん自分にとって初めてで、しかも大きなクルマで、ある程度は格式のあるカテゴリーでのタイトルですから嬉しいけれど、やはり過去の出来事です。チャンピオンになって、それを噛みしめてもいまひとつ味がしないのは、まだGP2で結果を出せていないからでしょう。でも、逆にそれがいいのかもしれません。こうやって過去の出来事と割り切れるのはそのお蔭かもしれません。自分を厳しく律することができます。


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