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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.04.07 00:00
更新日: 2018.02.16 22:54

BRZ、SGT開幕戦岡山はアクシデントで21位に


公式予選
SUBARU BRZ GT300、開幕予選を12位で通過
 4月5日(土)に本年のSUPER GT開幕戦公式予選が岡山国際サーキットで行われ、R&D SPORTからGT300クラスに出場しているSUBARU BRZ GT300は、同クラス24台中12位で予選通過しました。

 時折青空がのぞく曇り空のもと、午後2時からの公式予選はスタートしました。Q1セッションに出走したのは、本年からチームに加わった井口卓人。午後から天候が崩れると予報では伝えられていましたが、それに反してこのセッションは陽の光が路面を照らし、気温もそれに伴ってポカポカとしていました。井口はコースインすると短時間の間にタイヤを暖め、頃合いを見計らってタイムアタックに臨みました。その結果5位のタイムを出し、Q1通過が決定しました。井口は、「僕にとってこのクルマで最初の予選タイムアタックだったので、(通過できて)ホッとしました」と語っています。

 続くQ2は不運が重なり、佐々木孝太がドライブするSUBARU BRZ GT300は上位進出できませんでした。Q2の時間には雲がたれ込めたため、気温が急激に下がり路面温度の上昇を拒みます。つまり、タイヤにとっては不利な条件です。さらに、佐々木がコースインしたタイミングでは周囲に多くの車両が走行していたため、思うようにアタック走行ができません。満足に攻める走りができないままセッションはタイムアップ。

 さらに、最終ラップで四輪脱輪したことで、このセッションのベストタイムが抹消され、BRZ GT300は予選12位が確定しました。佐々木は、「全くグリップしないまま、セッションが終了した感じです。タイミングもかなり悪かったですね。アタックしようとしていたら先行車にひっかかってしまうし……。でも明日のレースは気温も上がりそうだし、この結果に悲観してもしょうがないので、決勝レースに懸けます」と話しています。

【辰己英治STI総監督のコメント】
「井口の周回は好条件が重なり、良い走りができました。一方、孝太はその逆です。しかし、今朝のプラクティスで行ったロングランでは良い結果が出ていますので、明日の決勝は計画通りのレース運びができると思います。どうぞ楽しみにしていてください」