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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.11.01 00:00
更新日: 2018.02.17 11:20

DTMとのコラボ延期報道にGTA坂東代表が言及


 10月中旬にヨーロッパ発のニュースとして、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)側がスーパーGTのコラボレーションの延期を示唆するコメントを発表した件について、スーパーGTを主催するGTアソシエイションの坂東正明代表が渡欧し、「(DTMとSGTが)背中合わせになっているわけではなく、(コラボに向けての)話し合いは続いている」との認識を明らかにした。

 スーパーGT500クラスとの統一車両規定を採用しているDTMが、2017年から導入予定の4気筒ターボエンジンの導入を19年まで延期させる可能性があるとの報道を受けて、坂東代表とDTM側は話し合いを行い、さらに坂東代表は渡欧。ドイツ・ホッケンハイムにて協議を行った。そのDTM側との話し合いを元に、坂東代表はスーパーGT第7戦オートポリスの予選日に国内3メーカーと会合を行い、日曜日のGTA会見の場でメディアに現状を語った。

「ウワサを聞きまして、ホッケンハイムに行ってきました。行くときは『この落とし前はどうするのか』という姿勢でしたが、ドイツでの状況下における話し合いをして回答を得ることができました。一部は報道どおりの部分があり、向こうから議事録として持って帰ってきたものと合わせて、日本のマニュファクチャラー(トヨタ、ホンダ、ニッサン)と話をして結論を出したいと思っています」

「決してコラボが白紙になるとかではなく、前向きに話をしています。背中合わせになっているわけではありません。11月くらいにはドイツ側と一緒に、プレスの方に発表できる形を取りたいと考えています」