更新日: 2018.02.23 16:51
DTM:モルタラ今季初V。不運グリーンは首位陥落
DTMドイツツーリングカー選手権は1日、レッドブルリンクで第9戦の決勝レースが行われ、エドアルド・モルタラ(アウディRS5 DTM)がポール・トゥ・ウインを飾った。一方、ここまでポイントランキング首位を守っていたジェイミー・グリーン(アウディRS5 DTM)は、オープニングラップで首位を奪うものの、トラブルによってリタイア。ランキングでは4位まで後退している。
モルタラはこの週末、2度のプラクティスでともにトップタイムをマークするとともに、予選でもポールポジションを獲得。フロントロウにはグリーンが並び、ウェーレイン、ポール・ディ・レスタ(メルセデスAMG C63 DTM)、アウグスト・ファーフス(BMW M4 DTM)と続いた。
土曜日のレースは40分間で争われ、タイヤ交換の義務はない。スタートでは、グリーンがホールショットを奪うも、2周目にはギヤシャフトにトラブルを抱えてスローダウンし、ピットイン。そのままリタイアとなってしまう。
これによりモルタラが再び首位に復帰。すぐに後続に対して2秒ほどの差を築き上げると、その後3秒ほどまでリードを拡大し、最後までポジションをキープ。29周を走りきり、キャリア3勝目を挙げた。
序盤にディ・レスタにパッシングを許すも、その後ポジションを奪い返したパスカル・ウェーレイン(メルセデスAMG C63 DTM)が2位に。3位にはディ・レスタが入り、4位はクリスチャン・ビエトリス(メルセデスAMG C63 DTM)、5位にマティアス・エクストローム(アウディRS5 DTM)、そして6位のファーフスがBMW陣営の最上位となっている。