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国内レース他ニュース

投稿日: 2014.04.03 00:00
更新日: 2018.02.16 22:45

ENDLESS ADVAN 86、S耐開幕戦はST-4クラス4位


「ENDLESS・ADVAN・86」
トヨタ86勢トップのクラス4位でゴール

 2014年スーパー耐久シリーズ(通称:S耐)に参戦するENDLESS SPORTSの「ENDLESS・ADVAN・86」は、3月29~30日にツインリンクもてぎ(栃木県)において開催された開幕戦「MOTEGI SUPER TAIKYU 5hours ROAD」で、ST-4クラス4位で新体制の初陣を飾った。

 今季は、小泉和寛/村田博信/小河諒という新たなトリオとなり、新車のトヨタ86で混戦のST-4クラス(排気量:1,501?2,000cc)に参戦。メンテナンスは昨年同様RS中春が担当する。開幕戦には6つのクラスに44台がエントリーしたが、ST-4クラスには5台の86を含み4メーカー8車種の大量19台が参加。ST-4クラスは例年にない激戦区となった。

 朝から好天に恵まれた29日。気温も20℃を超える午後に行われた公式予選は、小泉と村田のベストタイムの合算で86勢の中では3位となるクラス7位総合25位につけた。また今回S耐デビューとなる若手の小河も、A/Bドライバーに匹敵するようなタイムで基準タイムを難なくクリアし、決勝レースのグリッドが確定した。一昨年にS耐デビューした86だが、熟成されたホンダS2000やインテグラに比べるとタイヤ幅も狭く、やや苦しい戦いとなりそうだ。

 決勝日の30日は朝から雨に見舞われ、天気予報では天候は午後にかけ荒れると伝えていた。20分間行われたフリー走行でもクラス7位のタイムをマーク。小泉と小河はまだ86のウェットコンディションでの走行経験がほとんどなく、雨のレースはぶっつけ本番となる。

 12時15分、雨で気温も12℃と肌寒い中、フォーメーションラップが始まった。ステアリングを託されたのは小泉。2周後、グリーンランプが点灯して長丁場、5時間の決勝レースがスタート。コースはフルウェットのコンディションで、いたるところで川が流れ水たまりができている状態。水に乗って次々にスピンするライバルを横目に、小泉は集中力を切らさぬよう慎重に周回を重ねた。雨脚は一向に弱まらず、さらに無理なバトルを避けたこともあり一時はクラス12位まで順位を下げたが、諦めることなくコースアウトやスピンをせぬようコースにとどまった。小泉は7位まで順位を回復して40周でピットインして小河に交代した。


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