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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.12.15 00:00
更新日: 2018.02.17 04:53

ESM、HPDの新LMP2クーペをシェイクダウン


 エクストリームスピード・モータースポーツ(ESM)は14日、2015年シーズンから投入するHPD製の新たなクローズドLMP2、HPD ARX-04b・ホンダでの初テストを実施した。

 北米スポーツカーレースで活躍してきたESMは14年シーズン、アメリカン・ル・マン(ALMS)とグランダムの統合によりスタートしたユナイテッド・スポーツカー(USCC)のLMP2クラスに参戦。またWECのLMP2クラスへのスポット参戦も果たし、15年シーズンに向けてはそのWECにフル参戦することを発表している。

 そんなESMは、HPDが15年シーズンに向けて開発している新たなクローズドLMP2、HPD ARX-04bを2台購入しており、今回はその1台のシェイクダウンとなった。マシンのステアリングを握ったのは、チームの共同オーナー兼ドライバーのスコット・シャープだ。

「テキーラ・パトロンESMチームやHPD、ワース(リサーチ/マシンのデザインを担当)にとても感謝している。マシンのデリバリーや組み上げ、そして今日の走行に向けて奮闘してくれたんだ」と語ったシャープ。

「ここまで長いプロセスがあったが、今日、明日、そして将来に向けてとてもワクワクしているよ」

「クーペには(オープントップとは)異なる多くの要素がある。外見上では、フロントウインドウが小さく見えて視認性があまり良くないのかとも思ったが、とても良好だった。シートポジションも異なり、より横たわるかたちになっている」