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F1ニュース

投稿日: 2015.04.18 00:00
更新日: 2018.02.17 07:26

F速分析:僅差の2強。下位も接戦の予感


 マレーシアGPでの敗北の後、きっちりとチームを立て直し、中国GPを圧勝したメルセデスAMG。昨年のチャンピオンチームの力を、まざまざと見せつけた結果でした。さて2週連続開催のここバーレーンGPでもメルセデスAMGの強さが光るのか? それとも他チームが土を付けることになるのか? 初日フリー走行の結果から、予想してみることとします。

 フリー走行2回目、最速タイムをマークしたのはやはりメルセデスAMGでした。ドライバーはニコ・ロズベルグです。2番手タイムはチームメイトのルイス・ハミルトンで、やはり敵なしといった感じに見えます。3番手と4番手にはフェラーリのキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルがつけましたが、メルセデスAMGの2台からは0.5〜0.6秒も離されてしまっています。

 ただ、ロングランのペースを見てみると、フェラーリの方が優勢のようにも見えます。フェラーリのふたりはソフトタイヤを履き、1分39秒台で安定した走行を披露しました。対するメルセデスAMGは、今回もロズベルグとハミルトンで履くタイヤを分けてロングランを実施。ソフトタイヤでの走行を担当したのは、ロズベルグでした。このロズベルグのペースは、1分39秒453でスタートし、その後は1分40秒台のラップタイムを連続させ、終盤には1分41秒台に落とすというモノでした。単純な比較だけで言えば、フェラーリに大きく遅れを取っています。