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F1ニュース

投稿日: 2014.04.16 00:00
更新日: 2018.02.16 23:09

F1にアクティブサスペンションが復活か


 F1はコスト制限は断念したもののコストを削減するための手段を検討している。その中でアクティブサスペンションの復活という提案がなされていることが分かった。

 FIAは2015年からF1にコスト制限を設ける予定でいたものの、F1ストラテジーグループのメンバーである代表6チーム(レッドブル、フェラーリ、メルセデス、ウイリアムズ、マクラーレン、ロータス)が反対の意向を示したため、断念した。

 しかしFIAは、チームにコスト制限を課しそれを監視することは難しくても、何らかの方法でコストを削減することは諦めておらず、5月1日にこれに関して全チームを召集して会合を行うことを決めている。

 チーム側がコスト削減策として考えている案のひとつは、アクティブサスペンションの復活だという。

 アクティブサスペンションは電子制御のサスペンションで、コンピュータによりマシンの姿勢を最適な状態に保つ役割を果たすものだが、コストの面から1993年で禁止された。

 しかしマシンセットアップの最適化のためには、現在の複雑なメカニカルのみのシステムよりも電子技術を使用したものの方が費用効果が高いと、今は考えられている。アクティブサスペンションの復活は2017年の導入が検討されている。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています