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F1ニュース

投稿日: 2015.11.29 00:00
更新日: 2018.02.17 11:52

F1アブダビGP 予選トップ10ドライバーコメント


 F1第19戦アブダビGPの予選でトップ10入りを果たしたドライバーたちが、予選の戦いを語った。

ニコ・ロズベルグ 予選=1位
「いつもはポールポジションで大喜びすることはないんだ。だって土曜にポイントが取れるわけじゃないからね。でも今日はものすごく嬉しい。最後のラップを走っている時、最高の気分だった。またポールポジションからスタートできることになって嬉しい。この数戦、ルイス(・ハミルトン)より速いということにも満足しているんだ。シーズン序盤は彼が常に少しだけ僕の前にいた。その状況を変えることができてよかった。一番有利な位置からスタートできる。ここから優勝して、この一年をいい形で締めくくりたい。ガレージの皆が明日の夜、パーティーで盛り上がれるようにね。(6戦連続ポールポジションを獲得したことについて聞かれ)前は別の方向で(ハミルトンと)接戦だったけど、その方向を変えることができた。今は僕の方が速い。それが嬉しいし、またポールを取った、この瞬間を楽しんでいる。(今の速さに何か秘密はあるのかと聞かれ)何か改革を行ったというようなことはない。進歩しているだけだ。今は僕の方が速いというだけの話だよ」

ルイス・ハミルトン 予選=2位
「週末を通して全体的にマシンに苦労しているんだ。問題を解決するために大きく変更したけれど、まだ快適に走れる状態になっていない。今夜はやれるだけのことをやった。でも単純にニコ(・ロズベルグ)の方が速く、Q3でいい仕事をした。だから彼の方が最終的にいいラップを走ったことにはさほど驚いていない。最近僕の予選は完璧にうまくいっているとはいえないけれど、ポールではないところから3回優勝につなげている。だからまだチャンスはあるよ。ここはセクター1でついていくのがかなり難しいのは確かだけどね。明日はいいスタートをして、そこから前に出られるよう全力を尽くすよ。ファンが熱心に応援してくれているし、44勝目を挙げる可能性はまだある。明日それを目指して頑張る。シンガポールの問題で、セットアップが変更された。僕らはマシンを変えたが、それが大きな効果を発揮しているとは僕には思えない。鈴鹿以降、マシンが厄介になってきた。努力を重ね改善を図っているけれど、鈴鹿とその後、アドバンテージを失った。エンジニアはマシンが遅くなったはずはないと言うが、速くなっていないことは確かだ。僕は前の状態に戻れずにいる。チームが以前の状態に戻したがらないからだ。マシンの何が変わったのかは分かっている。自分好みのバランスが見つけられないのはなぜなのか、それを突き止めようとしている。シンガポールの前には、予選でニコに0.3秒から0.6秒の差をつけていた。バルセロナは別としてね。そのアドバンテージが今は失われてしまった。片方がすごくよくなって、もう片方がその逆になったように僕は感じる」

キミ・ライコネン 予選=3位
「いい土曜日だった。一日を通してマシンの感触がすごくよかった。FP3で数周は苦労したけれど、全体的にマシンは僕の望みどおりに動き、1周をうまくまとめるのがとても楽な状態だった。メルセデス勢は昨日も今日もとても速かった。ラップタイムに関しては彼らの方が少し速いが、肝心なのは明日のレースだ。どうなるだろうね。今日僕は全力を尽くした。明日は明日。やれるだけのことをやってどういう結果が出るのか見てみよう。いいスタートを決めて、レースの展開を見守り、正しい判断を下しつつ、レースを戦っていく。(予選で速かったが何が秘訣はあるのかと聞かれ)特に秘訣はない。マシンのハンドリングがすごくいいだけだ。理想的でないラップも時にはあった。(Q3)最初のランもそうだ。まずまずだったけど、改善の余地があった。だからもっといいラップを走ろうとした。まだメルセデスとの間にはギャップがあるけれど、僕らはベストを尽くした」