投稿日: 2014.09.14 00:00
更新日: 2018.02.23 15:52
更新日: 2018.02.23 15:52
FE開幕戦北京:亜久里と琢磨「楽しかった」
(F1速報)
2008年のスーパーアグリF1以来、6年ぶりに同じチームで仕事をした鈴木亜久里と佐藤琢磨。レース後の表情は、揃って明るかった。
「(イベント自体は)思ったより全然良かったね。バトルもあったし、テレビで観ていても、迫力あったと思うよ。みんなガンガンに行ってたし、面白かった」と亜久里が語れば、琢磨も「めちゃくちゃ楽しめましたね。どんなレースになるか分からないという緊張感はありつつも、リラックスしてスタートできたし、なかなかエキサイティングでした」とフォーミュラE最初のレースを評価した。
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事前から上位チームとの差があるのは明らかだった。アウディ・アプトやe.ダムスは、メーカーのワークスに近い存在。そのため、様々なシミュレーションを事前に行うリソースがある。しかし、アムリン・アグリはプライベーターであるため、エネルギーのマネジメントなど、上位に遅れを取っている部分が正直ある。
とはいえ、アムリン・アグリの出だしは、非常に幸先の良いモノとなった。金曜日に急遽行われることになったシェイクダウンセッションで、琢磨はトップタイムを記録したのだ。
「みなさんがSCに頭を抑えられていたのに、僕は出るタイミングが遅れて、ノビノビと走ることができたからです。だから、いきなりペナルティをもらいましたよ」
琢磨に与えられたペナルティとは、シェイクダウンセッションで2台めのマシンは走らせるのが許されなかったこと。土曜日の公式セッションには、ほぼ影響のないものだった。