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F1ニュース

投稿日: 2015.10.02 00:00
更新日: 2018.02.17 10:45

GP直送:トロロッソ・ホンダを阻む、ふたつの問題


 2016年シーズンに向けて、パワーユニットをめぐる“ストーブリーグ”が佳境を迎えている。

 9月28日にルノーが現ロータスを買収することで基本的な合意に至ったことを発表。これを受けて、メルセデスが10月1日に、マノー・マルシャへ2016年からパワーユニットを供給すると発表した。これで、2016年のパワーユニットが決まっていないのは、いよいよレッドブルとトロロッソのみとなった。

 現時点で有力視されているのはレッドブルがフェラーリ、トロロッソはホンダである。ただしレッドブルはフェラーリと同等のスペックを要求し、トロロッソへの供給はマクラーレンが歓迎しておらず、交渉は難航している。

 パワーユニット供給について、チームとサプライヤーはギヤボックスについても話し合う必要がある。必ずしも同じメーカーのパワーユニットを使用しているチームが同じギヤボックスを使用しているわけではないからだ。以下は現在、各チームが使用しているギヤボックス一覧である。

メルセデス:メルセデス製
フェラーリ:フェラーリ製
ウイリアムズ:ウイリアムズ製
レッドブル:レッドブル製
フォース・インディア:メルセデス製
ロータス:ロータス製
トロロッソ:レッドブル/トロロッソ製
ザウバー:フェラーリ製
マクラーレン:マクラーレン製
マノー・マルシャ:フェラーリ製