投稿日: 2015.04.20 00:00
更新日: 2018.02.23 16:28
更新日: 2018.02.23 16:28
GP2バーレーン決勝2:松下「勝てる手応えはある」
(米家峰起)
GP2バーレーンの決勝レース2は4月19日、午後2時15分スタートで行われた。昼間の暑いコンディション下では、23周のスプリントレースでもリヤタイヤを保たせるためのマネージメントが鍵になる。そのため全車が新品に近いミディアムタイヤを履いてレースに臨んでいた。
10番グリッドからスタートした松下信治は、好加速で8番グリッドの僚友ストフェル・バンドーンに並びかけ、ターン1では大外から一気に6番手までジャンプアップを果たした。
「スタート加速も良かったし、ターン1でアウト側に行って10番手スタートから6番手までアップしました。その後は長いレースですから、序盤は前のヤツらがバトルをするなと思ったんで、僕はタイヤをマネージメントして、彼らのタイヤにダメージが来たところで抜きにいこうと思っていました」
上位はジュリアン・リール、ミッチ・エバンス、リオ・ハリアント、ロベルト・ヴィソユの順で、3周目にはファステストラップを記録した松下が5番手に浮上。7周目にはハリアントがトップに立ち、10周目にはエバンスがターン8でヴィソユと接触して左フロントをパンクさせて後退するなど、序盤から激しいレースとなった。
松下はさらに順位を上げ、10周目にはリールをパスして3番手へ。14周目にはヴィソユを抜いて2番手まで浮上した。その後ろにバンドーン、アレクサンダー・ロッシといった実力者たちが続く。