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投稿日: 2015.05.24 00:00
更新日: 2018.02.23 16:36

GP2モナコ決勝2:松下「最初わざと間隔をあけた」


 5月23日、GP2第3戦モナコの決勝レース2が行われた。F1の予選後に空は曇り始め、小雨もパラつくようなコンディションでスタート。しかし路面はウエット状態にはならず、全車ソフトタイヤでレースに臨んだ。

 グリッドに向かう途中でミッチ・エバンスのマシンが止まり、フォーメーションラップ直前にはマルコ・ソレンセンのクルーがスタート15秒前を過ぎたあとにエンジン再始動を行ったため10秒加算ペナルティが科せられるなど、やや荒れ気味の幕開けとなった。

 ポールポジションのラファエル・マルチェッロは発進加速が鈍く、2番グリッドのリッチー・スタンアウェイが1コーナーまでに首位に立った。その後方では7番グリッドのアレクサンダー・ロッシが前走車に追突してノーズを痛めたが、選手権を争う8番グリッドのストフェル・バンドーンの先行は、なんとか阻止してみせた。

 1周目のリバージュの上り坂でジョニー・チェコットJr.がゾエル・アンバーグに追突し、アンバーグはバリアにクラッシュしてリタイア。さらにヘアピンでも混乱が起き、ノーマン・ナトに強引にイン側に入られたリオ・ハリアントがアウト側のバリアへ押しやられてリタイア。ナトには10秒加算ペナルティが科せられた。

 この事故を受けてバーチャルセーフティカーが適用されたが、1周で解除されてレース再開。ここからは首位に立ったスタンアウェイがファステストラップ連発の走りで後続を引き離し、独走態勢を築いていった。7周目には5番手のセルジオ・カナマサスが前日のレース1を思い起こさせるような1コーナーでのアタックでジュリアン・リールをパス。さらに7番手ロッシと8番手バンドーン、タイトルを争うライバル同士のバトルも白熱する。


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