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F1ニュース

投稿日: 2014.07.27 00:00
更新日: 2018.02.23 15:42

GP2決勝1:伊沢、予選26位から驚きの3位入賞!


 ハンガリーで開催しているGP2第7戦の決勝1で、予選最下位スタートの伊沢拓也が大波乱のレースを3位でフィニッシュした。

 レースは序盤、6周目に予選4番手スタートの佐藤公哉とステファン・リチェルミが絡んでクラッシュし、セーフティカーが導入され、予選後方スタートのソフトタイヤ勢が一斉にピットイン。ミディアムタイヤを履いていた上位陣はピットインすることができずに、一気に戦況は逆転していった。ソフトタイヤを履いていた伊沢もタイミング良くピットインを済ませ、セーフティカー開けには全体で21位ながら、ピットを終えたドライバーの中では9番手を走行。

 その後、接触やピットロード速度違反でドライブスルーペナルティなどで序々にサバイバルの状況となり、終盤、上位陣がピットインを済ませ、残り10周となって伊沢は9番手まで順位を上げる。

 そして30周目、伊沢はタイヤがタレ始めた前のクルマを数台をオーバーテイクして6番手まで上がり、さらに目の前でバトルをしていたセルジオ・カナマサスとナタナエル・ベルトンの隙を突いて1コーナーで2台のインを狙うも、無理と判断して引く。その直後、カナマサスとベルトンが交錯して1コーナーと2コーナーの中間でクラッシュ。マシンはかなりの勢いでガードレールに直撃し、すぐに2度目のセーフティカーが入った。