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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.11.18 00:00
更新日: 2018.02.17 04:21

GSR初音ミクZ4、王座奪還! 最終戦もてぎレポート


2014年11月18日
株式会社グッドスマイルレーシング

GOODSMILERACING & TeamUKYO レースレポート 8
\v最終戦もてぎは3位! 悲願の王座奪還達成!

SUPER GT 第8戦
会期:2014年11月15~16日\v
場所:ツインリンクもてぎ\v(栃木県)
\v天候:晴れ\v
動員:4万7500人(2日間)\v
予選:3位 \v決勝:3位

■11月15日(土) 悪循環を断ち切った予選
 2位以下に9ポイント差を付け、初めてポイントリーダーとして最終戦に臨んだ「GOODSMILE RACING&TeamUKYO」。前戦タイに引き続き、金曜日に練習走行が設定され、さらに予選日の朝にも練習走行があり、どのチームもトラブルシューティングに余念がない。「グッドスマイル 初音ミク Z4」(ミクZ4)も慎重に周回を重ねてセッティングを試していく。しかし、なかなかタイヤとマッチしないのかタイムが伸びず、10位以下という順位がしばらく続いた。その後、谷口選手がアタック用のタイヤを履き一発タイムアタックを敢行。「1'49.226」という数字を記録し、8位で予選日朝の練習走行を終えた。

 練習走行でライバルの11号車(GAINER DIXEL SLS)が48秒台で1位になっており、同じくチャンピオンシップを争う同門の7号車(Studie BMW Z4)は「1'49.207」で7位と、BMW勢が沈んでしまう。「9ポイント差で有利なはずなのに、むしろこっちが追う側の気分」と谷口選手。予選までにこの悪い流れを断ち切るには、思い切ったセット変更しかないと、チームは協議の末、セッティングをガラっと変えて予選に挑む。

 このセットが功を奏し、片岡選手が担当した予選1回目は「1'48.461」を出して3位で通過。なお、1位と2位は11号車、10号車(GAINER Rn-SPORTS SLS)だった。そして谷口選手がステアリングを託された予選2回目。「1'48.500」を叩きだし、2位をキープしていたものの、残り数分というタイミングで31号車(OGT Panasonic PRIUS)が47秒台を出し、2位に割って入った。

 結果的にミクZ4は3位で3番グリッドを確保したが、1位の11号車は「1'47.796」、2位の31号車は「1'47.977」と、決勝レースの厳しさを予感させた。