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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.03.17 00:00
更新日: 2018.02.17 06:43

GT300のカギ握る!? 好調Direction岡山で好タイム


 3月14日〜15日に、岡山国際サーキットで開催されたスーパーGT公式テスト。2日間の走行では多くのシェイクダウンのマシンがあったが、GT300クラスの中でひときわ好調な走りをみせたのが、横溝直輝/峰尾恭輔/飯田太陽がドライブしたKSF Direction Ferrari 458だ。

 今季、Direction Racingは昨年までのPACIFIC RACINGとのコラボとは別の形で、ひさびさのスーパーGT登場となるフェラーリ458 GT3を投入。フェラーリ458のレース車両を製作するミケロット、ブランパン耐久シリーズのトップチームであるケッセル・レーシングの協力の下、全レース/テストへのエンジニアとメカニックの派遣を含めたテクニカルサポートを受けることになった。

 迎えた岡山公式テストは、そんなKSF Direction Ferrari 458にとって初めてのテスト。岡山に運び込まれたフェラーリ458 GT3は、金曜搬入日の時点ではフェラーリレッド一色でロゴがひとつも貼られておらず、市販車のような状態。土曜の1日目走り出しではカーナンバー等がつけられたが、シェイクダウンを強く感じさせる状態だった。

 しかし、ウエットだった初日午前のベストタイムこそ1分42秒548で16番手だったものの、ドライとなった午後のセッションでは1分27秒960で9番手に。さらに2日目午前にはわずかにタイムを縮め6番手。さらに2日目午後の走行では2番手と、尻上がりにベストタイムを縮め順位を上げていった。