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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.05.19 00:00
更新日: 2018.02.16 23:59

GT500クラスの第3〜4戦の空力は富士仕様に決定


 スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは19日、スーパーGTクラスI(GT500)の空力パーツについて、第3戦オートポリス、第4戦スポーツランドSUGOの2戦は、本来富士スピードウェイで使用される“ロードラッグ仕様”の空力パーツを使用することを発表した。

 今季、スーパーGT500クラスはDTMドイツツーリングカー選手権と車両規定を統一化。共通形状のモノコックを使用するほか、多くのパーツをDTMと共通とし、コストを削減している。しかし、DTMと異なりGT500クラスでは高い燃費性能ながらパワフルでコンパクトな2リッター直4直噴ターボエンジンを採用、ワンメイクのDTMと異なりタイヤメーカーのコンペティションがあり、タイヤの性能が著しく高いなど、DTMと比べても非常にスピード域の高いGTカーとなっている。

 すでにスーパーGTは第2戦富士まで終了しているが、第2戦後、既存サーキットの設備に対し新GT500車両の速度域が高すぎ、安全性に一抹の不安の声が挙がっていた。そこで、5月10日〜11日にスポーツランドSUGOで行われた公式テストでは、GT500車両に対し“タクシーライド”と呼ばれるダウンフォース削減のパーツが装着されるなど、さまざまなトライが行われていた。