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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.09.16 00:00
更新日: 2018.02.17 02:56

GTAセパン:クリアウォーター勢が連勝を飾る


 GTアジア第9戦・第10戦は9月13日〜14日に、マレーシアのセパンサーキットで予選、決勝レースが行われ、第9戦は澤圭太/モク・ウェン・サン組クリアウォーター・レーシングの3号車フェラーリ458が優勝。第10戦はアレッサンドロ・グイディ/リチャード・ウィー組クリアウォーター・レーシングの12号車フェラーリ458が優勝を飾った。

 13日の予選では、かつてA1グランプリを戦った経験をもつグイディがドライブした12号車が予選1回目でポールを獲得。澤が2番手に続き、クリアウォーター勢がフロントロウを独占。ステファン・ミュッケ駆るクラフト-バンブー・レーシングのアストンマーチンが3番手に続く。

 酷暑の中で迎えた第9戦では、序盤澤が先頭を奪うが、スピリット・オブ・レースのフェラーリを駆るルイ・アグアスが1周目から猛プッシュで澤をパスしていく。アグアス、澤という順位でレース序盤は推移していくが、モクに交代後逆転。3号車フェラーリ458が勝利を飾り、ダビデ・リッツォ/アンソニー・リウ組BBTのフェラーリが2位、マックス・ワイザー/ルーカス・ゲレロ組アストンマーチンが3位となった。

 日本勢では、ロブ・ベル/濱口弘組マクラーレンが5位。サムソン・チェン/横溝直輝組フォードGTが7位に。田中哲也/吉田基良組ニッサンGT-RニスモGT3は13位となった。青木拓磨/浦田健組ランボルギーニは、スピンこそ喫したもののGTMクラス2位を獲得した。今回、台湾のトップスピード・レーシングからは多くの日本人ドライバーが参加。福田良は総合20位、中尾秀彰、脇阪薫一はどちらもリタイアを喫した。