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国内レース他ニュース

投稿日: 2014.11.22 00:00
更新日: 2018.02.17 04:28

Honda Racing GalleryにホンダS800登場


 ホンダのこれまでのレーシングヒストリーを、撮り下ろしの写真と詳細な解説記事で紹介する特設サイト『Honda Racing Gallery』で、ホンダの4輪レース黎明期を支えたマシン、ホンダS800 Racingが紹介されている。

 Honda Racing Galleryでは、ツインリンクもてぎ内の『Honda Collection Hall』に所蔵されているマシンを中心に、『Racing on』、『F1速報』による撮り下ろしの写真と、その当時の時代背景なども踏まえた詳細な解説で紹介している。

 2輪車の世界で確固たる地位を築いていたホンダは、1960年台に4輪自動車史上へと参入。当初企画されたのは、2シーターのスポーツカー『S360』で、市販には至らなかったが、63年10月にはS360の発展型となる『S500』が市場に投入される。その後、64年1月にはS360からバトンを引き継ぐ形で『S600』が発売され、ホンダの実質的な4輪自動車市場への参入モデルとしての看板を背負うことになった。

 S600は発売直後に、第2回日本グランプリに参戦し、1000cc以下のGT-Ⅰクラスでいきなり表彰台を独占。その後、第3回日本グランプリでも1300cc以下のT-Ⅰクラスで優勝を果たした。

 そして66年1月には、S600の後継モデルとして『S800』、通称"エスハチ”が登場。公認取得前の賞典外ではあるものの、船橋サーキットで開催された3月の全日本スポーツカー選手権でレースデビューを果たし総合10位を獲得。正式にGTクラスに参戦した4月の鈴鹿300kmレースでは、格上クラスのマシンと張り合い総合3位を獲得する。


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