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スーパーGTニュース

投稿日: 2012.03.07 00:00
更新日: 2018.02.16 07:45

JAF、GT300のエネルギー回生システム規則を発表


 JAF日本自動車連盟は7日、スーパーGT300クラスに参戦することができる“グランドツーリングカー300(JAF-GT300)”における、『運動エネルギー回生システムに関する付則』を発表した。

 今季のGT300クラスには、aprが製作したトヨタ・プリウスGT300、TEAM無限からホンダCR-Zの2台がハイブリッドマシンとして登場する予定になっている。プリウスは市販車のハイブリッドシステムをそのまま流用したマシンを、CR-Zは将来に向けたレーシングハイブリッドシステムを搭載する予定だ。

 7日、JAFから発表された公示は、“JAF-GT300車両規定『運動エネルギー回生システムに関する付則』の制定について”というタイトルで、“ハイブリッド電気自動車”に関する概念や、駆動用バッテリーの種類、電圧などの規定のほか、電気系統の安全性の確保やカットオフ回路の設置、遮断スイッチなど、安全性に関するものが規定されている。

 さらに、別紙としてピット内でクルーが作業する際に、電気部品に触れる可能性がある場合絶縁手袋を着用すること、バッテリー液を取り扱う際にはダイローブ手袋を、バッテリーの作業を行う際にはゴーグル、顔面保護マスクを着用することが定められたほか、ピット内のさまざまな安全規定も定められた。

 フォーミュラ・ニッポンでは、昨年から同様にエネルギー回生システムである『システム-E』をテストしているが、こちらでも電気モーターやバッテリーを扱うため、ゴム手袋の着用や、労働基準局が定める低電圧取り扱いの講習受講などが求められている。これまでのレースとはまた異なる光景が今季のスーパーGTでは見られることになりそうだ。


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