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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.07.23 00:00
更新日: 2018.02.17 01:44

MUGEN CR-Z GT、天候が味方せず得点ならず


2014 Race Report
TEAM 無限

シリーズ名:2014 AUTOBACS SUPER GT SERIES ROUND 4

大会名:SUGO GT 300KM RACE
距離:3.704km×81 周(300.024km)
予選:7月19日(土) 雨・観衆:9,000人(主催者発表)
決勝:7月20日(日) 曇り・観衆:28,000人(主催者発表)

MUGEN CR-Z GT
天候が味方せずシリーズポイント獲得ならず!

 #0 MUGEN CR-Z GT(中山友貴/野尻智紀組)は、7月19日~7月20日にスポーツランドSUGO(宮城県)で開催されたSUPER GTシリーズ第4戦に参戦した。

 今回のレースに向け、夏場の冷却対策でフロントセクションを改修し、強度UP対策でリアセクションを改修し、ストレート・スピードを少しでも稼ぐために、効率UPを狙ってリアウイングをつり下げ式に改修した。今回のウェイトハンディは38kgである。

7月19日(土)
■公式練習:2位(ベストタイム:1分27秒978)
 梅雨前線と強い寒気の影響で、スポーツランドSUGOのある宮城県村田町は大気の状態が不安定になり、断続的に雨が降って気温が低下した。土曜日は朝から霧雨が降り、肌寒い気候となる中、レースウィークが始まった。

 練習走行は午前9時に始まった。路面はウェット。中山選手はウェット路面用のレインタイヤを装着してコースイン、セッティングを確かめ野尻選手に交代。まだ走行ラインも出てこない状況で走り始めた中山選手は1分29秒216を記録。野尻選手はセッションが進み、走行ラインができたところで1分27秒978を記録して2位でセッションを終えた。

 本来は午後2時から公式予選がノックアウト方式で行われる予定であり、チームはQ1を野尻選手、Q2を中山選手で闘う戦略でドライバー登録を行い、準備を整えた。野尻選手はコックピットに収まってコースオープンを待った。しかし雨はほとんど止んだもののセッション開始直前に霧がコースに立ちこめ、セッション開始が延期された。その後天候の回復を待ったが視界不良は変わらず、大会審査委員会は午後3時15分、公式予選は不可能と判断し、セッションを日曜朝に順延することを決めた。