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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.11.19 00:00
更新日: 2018.02.17 04:22

OGT Panasonic PRIUS、SGTもてぎで2位獲得


SUPER GT Rd.8
No.31 OGT Panasonic PRIUS

2014 AUTOBACS SUPER GT ROUND8
開催地:ツインリンクもてぎ(栃木県)/4.801km
11月15日(予選)天候:晴れ
コースコンディション:ドライ 観客数:15,500人
11月16日(決勝)天候:晴れ
コースコンディション:ドライ 観客数:32,000人

最終戦で予選2番手、決勝もタイヤ無交換作戦が完璧に決まって2位入賞!

 2014年のスーパーGTも早いもので、もう最終戦を迎えることに。着実に冬の到来を感じさせるようになったツインリンクもてぎが例年どおりシーズンを締める一戦の舞台である。今回のレースは通常より50km短い250kmで、積み重ねてきたウエイトハンデをすべて下ろすことができる。また、ストップ&ゴーが繰り返されるレイアウトは、車両ごと得手、不得手がはっきり分かれることでも知られている。過去2年間はトラブルによって苦戦を強いられたものの、本来、「OGT Panasonic PRIUS」とは相性は悪くないはず。今年のみならず、プリウスを投じてからの集大成のレースとなることが期待された。

公式テスト 11月14日(金)13:00〜16:15
 通常は最終戦の前に行われるGT合同テストが、前戦のタイからの移動に時間を要したこともあって行えなかったことから、今回はレースウィークの金曜日に、3時間15分の公式テストの時間が設けられることとなった。この長丁場を「OGT Panasonic PRIUS」は余すことなく使用し、徹底的にセットアップを進めていく。

 最初にドライブしたのは新田選手。1周のチェック走行を行い、約20分経過したところから本格的に走り込んでいく。数回にわたるピットストップを挟んだとはいえ、2時間30分、44周を走って新田選手は1分50秒300をベストタイムに。予選モードを試したトップとは約1秒差で、タイヤが2セットしか使えないことを考慮すれば、十分勝負権ありと言えよう。

 赤旗中断を挟み、残りの走行時間は嵯峨宏紀選手が担当した。すでに日は傾いていて、路面温度は20度を切るまでとなり、もはやタイヤが正常に機能しないほどの寒さになっていたものの、コンスタントに51秒台で走行、51秒166を自己ベストとしてセッションを締めくくることとなった。